【安価】ヒカリ「リリウム魔法学校へ! 4人でダブルデート……?」【百合】
1- 20
37: ◆ZOSRNJGVq.[saga]
2020/04/04(土) 23:08:18.54 ID:pHkgGAvIo
「ティア……怖い……」

眼前で鼻息を荒くし、自身に迫りくるティアを的確に表したその言葉は、その当の本人をハッとさせるに十分だった。

「ご、ごめんなさいアルシェっ、やめますから……」

「……ティアは、何をしようとしてるの?」

「それは……その……え、えっちなこと……です」

むくりと体を起こしつつアルシェは疑問を浮かべた。
えっちなこと、とは確か……。

「クリスマスの時にしないって……」

「でも、我慢できなくて……」

ううぅ、とティアは唸る。
辱められている気分になりだんだんと顔が赤くなるのを感じた。
なんでいい雰囲気だったのにここで止めるんですか。アルシェのばか。とも思った。

「……えっちなことって……なに? 教えてくれるよね?」

「それは……」

ティアの目が泳ぐ。
アルシェはそれを押さえつけ、正面から瞳を見据えた。

「う……。……す、好きな人とすることで……一緒に気持ちよくなるんです……」

アルシェは白状した。これ以上は逃げられないと観念したのだ。

「……なんで前は教えてくれなかったの?」

「ほんとは大人のすることなんです。だから恥ずかしくて……」

「今したらだめなの?」

「だめじゃない……です」

どんどん追い詰められていく。もちろん手を出そうとしたのはティアが先だし、今更逃げも隠れもしないのだが、気恥ずかしさからかそのような感覚を覚えた。

「じゃあ……しよ? いいよ、ティアとなら……恥ずかしくても」

「アルシェ……!」

今度は怖がらせないように。精一杯優しく。
後頭部を包むように支え、できる限りふんわりと押し倒す。そしてそのまま軽く口づけをした。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/491.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice