大崎甘奈「キャッチャー・イン・ザ・バスルーム」
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27: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2020/04/22(水) 02:29:25.10 ID:GqcyeRvh0
キスを続けている間に、頬から首下へ、それから彼女の胸部へと手を這わせていく。胸に触れ、一度指を曲げてた所で、甘奈の体に力が入った
「っ! あっ、ごめん……ここは、まだ……」
夢中になってキスしていたのが嘘のように、甘奈は舌を引っ込め出、俺の胸板に手を添え押してきた。その行為で、ディープキスで湯だった脳が若干冷静になる
「すまん、急に触って……」
「いや、うん……そうだよね、おっぱいも……こういう、ときって……」
甘奈が上体を起こす。ガウンのボタンに手をかけて、一つ一つ外していった。白い肌の上に、黒いキャミソールがあった。
甘奈の乳房は大きく主張している。プロフィールの数値だけでしか知らなかったそれが、キャミソール越しに主張している。生唾を飲むと、甘奈はうかがい見るようにして笑った
「じ、じゃあ、脱ぐね……」
甘奈がキャミソールの裾に手をかける。が、その手の動きがたどたどしい。震えていて、もたついていた。鳩尾まで肌が露出したところで、甘奈に声をかける
「……無理してないか?」
「してない。……してない、から」
「……恥ずかしかったり、嫌だったりしたらそういうことはしてほしくない。胸を人に見せるなんて、そんな機会があるわけでもないし」
衣装として肌を大きく露出する物は多くある。水着とかもあるし。だが、胸部だけはアイドルとしての仕事でも、誰にも見せたことはないだろう。その類いの仕事は絶対に取ってこなかった。
「……見たくないの? おっぱい」
「……正直に言うとそりゃ見たいけど、ああっだから脱がなくて良いって。……それ以上に、甘奈に無理とかして欲しくないんだ」
甘奈の手をとって、キャミソールから離させる。見たい。そりゃあ見たいよ。この薄暗い中でも、ハッキリと記憶に残るくらいに見ていたいよ。でも、甘奈が少しでも無理な思いをした上でそういうことをするのは嫌だ
さっきバスルームを出るとき、甘奈は『初めてで』と言っていた。実際、いつももより言葉に震えが見える。さっきまでのふれあいで大分逸れもほぐれたと思ったけど、また顔を出してきていた。苦しくなるような、緊張している時の声色だ。甘奈がどれだけの緊張や不安を抱えて俺の前にいるのかは分からない。でも、少しでもそれらを和らげられたら良いと思うし、辛いと思ってほしくなかった
「……わかった。けど、いつか見せるから」
少し残念そうに、けれどホッとしたように甘奈は言った。その後
「んっ」
「……?」
甘奈は後ろ側で手を突き上体をそらして、胸を突き出す体勢になる。反らしたおかげで見えた首筋と鎖骨が綺麗だった
「……触って良いよ」
「……」
「……」
「顔、真っ赤だけど……」
「……いいから、照れちゃう前に。甘奈だって、いろいろ……」
ごにょごにょと、そこからは口ごもって上手く聞き取れなかった。据え膳、という言葉がある。さっきまで甘奈が無理しない、無理させない方法を採ろうとしてた。しかし、甘奈には甘奈の考えがあって。きっと俺じゃ及び着かないほど色々と思っているんだ。その方法がこれで、甘奈がして欲しいこともこれなら、これを頭ごなしに否定する事こそ甘奈を悲しませることになってしまうだろう
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