大崎甘奈「キャッチャー・イン・ザ・バスルーム」
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26: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2020/04/22(水) 02:25:53.76 ID:GqcyeRvh0

「甘奈」

彼女に呼びかける。ニマニマしたまま、「なぁに?」と振り向いてくれた。俺は両の手のひらで彼女の頬を挟み、身を乗り出して顔を近づけた

四度目のキス。今度は触れても離れず、繋がったまま、舌で唇をこじ開けた。

甘奈の身体が強ばる。俺はそのまま舌を彼女の口内へ侵入させる。ぬめる触感を覚えながら、甘奈の歯に舌先で触れた。甘奈はすがりついて、ガウンを強く握ってきた。拒絶はしなかった

体が前へ出る。甘奈の方へ行く。押し倒す。マットレスに甘奈が倒れ込んだ

舌を抜き、甘奈を見下ろす。戸惑うような、しかしまんざらでもないような、いろんな感情が交ざった顔をしていた

「……ねぇ」

さっきまでガウンを握っていた手を、首の後ろまで回された。彼女の腕で、視界が狭まった。甘奈しか見えなくなった。

「………もう一回、して?」

蕩けた瞳で見つめられ、溶けるような声でそう言われた。瞬きも出来ないほど甘奈に夢中になって、甘奈の言われたとおりにした。

甘奈はおずおずと舌を差し出してくる。それを自分の舌で舐めあげる。鼻から漏れる息が当たる。唾液が混ざり合って、ぐじゃぐじゃに泡立った。触れて間もない彼女の唇を貪った。甘奈の舌の弾力が艶めかしく、唇で挟み込む度、脳に電流が走るような衝撃を受ける

甘奈はもう俺をプロデューサーと呼ばなくなった。――さん、と。俺の名前を呼ぶ。キスがほんの少し中断する間に、一番近くで名前を呼んでくる。脳がおかしくなりそうだ

外の雨の音が邪魔だ、甘奈の声を、甘奈の吐息だけを聴かせてくれと願ってしまう



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