【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【二十二輪目】
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680: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/07/02(木) 22:47:34.49 ID:EbfTYSpoo

夏凜が差し出したスプーンへと目を向けた天乃は、

それにゆっくりと口を近づけて、熱が多少なりと冷めているのを確認してから少しずつ口に含む。

じんわりと広がるぬくもり、

潮気と言うべきか、塩分の感じる汁とふやけたご飯が喉を通って芯に沁みる

意志に関係なく、夏凜の手でスプーンが引き抜かれていくのを見送って、冗談っぽく呟く。

天乃「サプリが溶けきってない」

夏凜「入ってないから」

次。と、遠慮なく差し向けられたそれを同じように口に含み、

飲み込んでから、ほぅ……と、息を吐いた。

天乃「ありがとう、美味しい」

夏凜「ん」

特に言葉はなかったものの、

夏凜の閉じた唇の奥で震えたそれは「気にしないで良いから」と言うものなのだろうと、天乃は察する。

ちょっぴり照れてくれたのも、なんだか可愛らしく思えた。


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