月岡恋鐘「長崎で逆レ●プが人気? そんなわけ無かよー」
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◆FreegeF7ndth
[saga]
2020/04/19(日) 23:48:48.52 ID:gtMoMWxlo
※21
「ん……ふ……ぅ、ふふ……♥」
寝息を立てる恋鐘の肌を拭ってやる。寝顔は菩薩のように穏やかだ。
バストとヒップは寝転んでてもしっかり膨らんでいるが、首や手足や肩やウエストを拭いていると、
華奢なカラダだと思った。自分がこの女に馬乗りにされて好き放題されたのが信じられないぐらいだ。
たぶん恋鐘に意識が無いから、こんなに無力で無防備に見えるんだろう。目覚めたら、また……
「なんで俺、夜這いかけてきた女の後始末をしてやってるんだろ」
恋鐘は外面も内面もいい女だと思う。今だってそう口に出して言える。
プロデューサーと担当アイドルという間柄でなかったら、俺は口説くチャンスを虎視眈々と狙ってただろう。
それが叶わなくても夜のおかずにするぐらいはしただろう。
プロデューサーと担当アイドルって間柄じゃなければ。
そのお題目もさっき恋鐘に粉々にされた。
もう、いいか。
しょせん俺も、一度はままよ二度はよし……って性根の輩だったんだ。
浮気しないよう気をつけないとな。
「ん、んんぅうぅ……こちょばいかよ〜……」
……待て。『浮気』ってなんだ。
俺の思考回路が恋鐘の『良か人』のものに書き換えられてる。いつの間にか。
「んふ、ふ、ふぇ、えへ、へぅうぅ……う――んんっ? ぷ、プロデューサーっ!?」
「おはよう。という時間でもないが」
枕元の腕時計を見たら、文字盤の長針と短針が3と4の間で重なっていた。
「……あがんヨロヨロやったんに、プロデューサーのが先ん目を覚ますなんて……。
計画がくるったばい……って、もしかして、ヨロヨロだったんは演技!?」
「違う。たぶん、いつもより早く布団に入ったから、いつもより早く目覚めてしまったんだ」
恋鐘を抱き起こして背中を拭いてやると、恋鐘がぽろぽろ涙をこぼしはじめた。
「や、ぁ……み、みない、で……」
そういえば、演技以外で恋鐘が泣くのを見るのは、はじめてだった。
恋鐘は泣き顔を見られたくないらしく、俺の胸元へ顔を押し付けて隠す。
「俺、まだ拭いてないから汚いぞ」
「ズル……ズルかよ、プロデューサー……っ!」
恋鐘は『おちんぽさん』を『おまんこ』に咥えこんで腰を振る姿を俺に見せつけた割に、
泣き顔は断固として俺の目から隠す。
「んっ……んふふ……ズルかぁ、ズルかよー……♪ んふふ、ぇへ、えへ……えへへ……♪」
そうと思ったら、今度は……泣いたりののしったり笑ったり、忙しいもんだ。
「んふふー、ぇへ、えへ……えへへ……♪」
窓の外が白むまで、恋鐘は忙しくしていた。
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