月岡恋鐘「長崎で逆レ●プが人気? そんなわけ無かよー」
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◆FreegeF7ndth
[saga]
2020/04/19(日) 23:34:19.70 ID:gtMoMWxlo
※02
「海遊びなら、わざわざお船まで頼んでこっちゃん来んでも、手前に海岸があるけん」
「なるほど」
「……まぁ、こっちにも趣はあるんよ? 例えば〜」
恋鐘が手招きしてきたので、俺も足元に気をつけながら歩み寄る。
すると、
「……こがんくっついても、誰にも冷やかされんねっ」
恋鐘がいきなりこちらに向けてダイブ――とっさに腕を伸ばし足を踏みしめて備える。
けっこうな勢いで体が傾ぎかけ……ぎりぎり間に合って、どうにかこうにか受け止める。
「……んふふ〜♪」
「んふふ〜、じゃない。危ないだろう」
こちらは心の準備もなしに、恋鐘の体を――数値にして93-60-91という圧倒的なスタイルも、夏の暑気にしっとりと立ち上り肌や髪の毛に纏わされた汗も、海気に立ち上る甘い体臭も――すべて無防備に押し付けられる。
「恋鐘が、運動神経がある割に、妙に転ぶ理由がわかった。こういうこと考えてるからだ」
「嬉しか? ねー、嬉しか?」
恋鐘は俺の文句などどこ吹く風で、思いっきり体をこっちに密着させたままこすりつけてくる。
頭の後ろのほうや、ノドの周りが震えてしまう。
「う、嬉しい。嬉しいよ、恋鐘」
「ほんとー?」
これを続けられて勃たないオトコは、ホモと不能以外にいないだろう。
そして俺はどちらでもなかった。服も恋鐘にあわせて薄着であったので、隠すすべもなかった。
「嬉しかみたいね〜。プロデューサーも、オトコの単純なサガからは逃れられんのねっ」
わざわざ耳元でくすくす笑いを流し込んでくる。
恋鐘は「誰にも冷やかさないから」と言いながら、俺を冷やかしやがる。
「……前は、もっと慎み深かったのになぁ」
「プロデューサーの色に染められたんよ〜♪」
283プロのオーディションで出会ったときと比べると、
恋鐘とはだいぶ気安いやり取りができるようになった。
……恋鐘は、もともと誰にでも陽気に振る舞うほうではあったが、さらに遠慮が無くなった。
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