宮本フレデリカは如何にしてこの世を去ったのか
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19: ◆xa8Vk0v4PY[saga]
2020/05/04(月) 17:25:49.58 ID:p0TmPlc30
フレデリカは親指と人差し指を伸ばし顎に手をやる。

「ふむふむ・・・他の人と同じだけど、人間ではない・・・」

目を瞑ってうんうんと唸り続けると、尋ねた。

「それって人間って事でいいんじゃないの?」

志希は頷き、嬉しそうに語り出す。

「うん、見た目も構造も何もかも同じなら、それは同族と定義していい。

自分を人間と思い込み、人間として扱われる何者かだったとしても・・・」

指をくるくると回し、続ける。

「自分がゲームや小説の登場人物でないと証明できないように、あたしが人間だって事も証明できない。
なら、そんな事を考えても意味は無い。プロセスなんて投げ捨てるのが最適解」

「ううん、そうじゃなくて」

寂しそうに空笑いを浮かべる彼女に、フレデリカが口を挟む。

「そうじゃないの、どうでもいいって事じゃなくて・・・」

やがて絞り出した一言を口に出した。

「アタシも、他の人と違うもん!」

フレデリカは身を乗り出す。

「キレイな金髪!大きな瞳!産地直送おフランス!」

「宮本フレデリカはただ一人!」

志希は虚を突かれたような顔をした。


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