宮本フレデリカは如何にしてこの世を去ったのか
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45: ◆xa8Vk0v4PY[saga]
2020/05/04(月) 17:58:02.68 ID:p0TmPlc30
海で遊び疲れた二人がチェックインしたビジネスホテル。
体調を崩したフレデリカは、ベッドの中で悪夢を見ていた。

「はぁっはぁっはぁっ・・・」

薄暗い部屋で彼女は喘ぐ。目に涙を浮かべ、シーツを強く掴む。

「だめ、やめ・・・」

「フレちゃん、フレちゃん」

志希がフレデリカの身体を揺さぶる。
やがて彼女は目を覚まし、身体を起こす。
滝のような汗を流して辺りを見回し、怯えたように志希を見る。

「大丈夫?変な夢見たの?」

志希は彼女の隣に座ると、ペットボトルの水を渡した。
フレデリカはペットボトルを受け取ると、いつものように笑う。

『ううん、何でもないよ♪』と。

いつものように。

「ううん、なんでも・・・」

いつものように。

「なん、でも・・・っ」

顔を志希から背け、俯く。
志希は彼女にもたれかかり、ただ、静かに震える身体を感じていた。
フレデリカはペットボトルの水を飲むと、ゆっくりと喋りだした。


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