125: ◆u1rV3Ri3IQ[saga]
2020/09/22(火) 19:17:28.92 ID:veWXPjIQ0
リン(……って! 俺は何してんだ!?)
リン「わ、悪い! つい……」
我に帰りババッと勢いよくウォースパイトから離れる。いつもならば軽口を叩きつつ叩かれるのだが……
ウォースパイト「……『つい』……なに?」
自分の胸を押さえ、上目遣いにリンの言葉の続きを待つウォースパイト。女の子らしさ全開な仕草にドキッとしてしまうリン。
幼馴染として、お姉さんとして接してきた彼女に、初めて気持ちを伝えてしまった不安と、彼女の反応。ぐるぐると色々な感情が頭をめぐり、
リン「――ごめんなさい!」
彼は脱兎の如くその場から逃げ出した。門を開け、一目散に街へと駆け出していく。
ウォースパイト「……」ポカーン
まさか置いていかれると思っていなかったウォースパイトは、街へ消えていく彼の背中を見送り、一言呟いた。
ウォースパイト「……こ、これは……両思いなのかしら……?」
彼が去った今、確認する手段はない。モヤモヤする気持ちを振り払うため、ウォースパイトは再び剣を手に取った。
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