134: ◆u1rV3Ri3IQ[sage saga]
2021/02/02(火) 04:36:13.32 ID:Gn/vsDwe0
ドレイク「それにしてもあの弟が部下持ちの騎士様にねー。どう? 部下ちゃんかわいい?」
リン「うん? ……そう、だな。KAN-SENだし美少女美女揃いだな」
ドレイク「どう? 誰かに手出した?」
突然飛び出した直接的な発言にリンは吹き出した。
リン「あのな、出会って一日だぞ!」
図星をつかれ、ブーメラン発言。盛大に狼狽える彼をドレイクはニヤニヤと見つめる。
出会って一日で2名とそのようなことをした、なんてことは口が裂けても言えないリンであった。
ドレイク「一日でも、かわいい子には手出したくなるものでしょ。女の子側も、有名なロイヤルギルドの騎士の隊長で、綺麗なかわいい系イケメンで優しくて、立派なモノをお持ちの男性なんて放っておけないだろうし」
リン「色々余計だ。色々」
うっとりとした表情で惚気る姉に、弟は赤くなりながら突っ込む。それも彼女のお気に召したようで、リンは頭をワシャワシャと撫でられた。
ドレイク「――で、何でも屋脱出の翌日なわけだけど、あんた仕事は?」
リン「ちょっとしたら行くよ。昼はゴーレム討伐に出てくる」
ドレイク「『昼は』? 夜もあるのね」
リンは「うっ」と小さく呻く。やぶ蛇であった。
リン「まぁその、重桜ギルドに呼び出されて食事をな」
個人から呼び出された、なんて言ったらからかわれそうなので黙っておく。
ドレイク「ふーん。異世界問題もあるから、協力を重視してるってことかしら」
リン「だろうな。姉さんの方はどうなんだ? 仕事とか」
ドレイク「あたし? 色々あるわよ。少なくとも暇じゃないわね」
色々。そう口にした彼女の目がスッと鋭くなる。時折ドレイクが見せる意味深な真剣さ。彼女の仕事――ギルドでこなしている依頼について、これまで何度もリンは尋ねてきたのだが、具体的な答えをもらったことはない。受付やギルドメンバーづてに彼女の武勇伝を聞くのみだ。
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