149: ◆u1rV3Ri3IQ[saga]
2021/09/22(水) 07:02:45.42 ID:Xha3Svn00
ハインリヒ「――だけじゃつまらないかな? よし、魔法も解禁!」
だけじゃなく、ゴーレムの弱点でもある攻撃バリエーションの少なさを補う範囲魔法も解除。これで中級から上級魔物へランクアップ。これがどの程度のパワーアップなのかは……深く考えていないハインリヒであった。
ハインリヒ「よしっと。場所変えして全員を確認しないと」
ガサガサとその場から横へ移動。明らかに大きくなった戦闘音をバックにのんびりと移動し、見晴らしのいいポジションに到着。のほほんとした観戦気分でゴーレムらへ視線を戻すと――
ハインリヒ「あれ? 思ったより苦戦してる?」
ハインリヒ「ん? っていうか、あの男の人……あれが弟くん? えっ、知ってる顔なんだけど……」
突然機敏になり魔法も使いこなすゴーレムに隊列を乱され、乱戦となっている5番隊の面々。その中に、小さな女の子の手を引いて魔法を唱える唯一の男性を見つける。
ハインリヒの知る姿よりもキチッとした、ギルドの制服を身に着けた彼。遠くからでも分かるその横顔に、ハインリヒは驚愕し目を見開いた。
ハインリヒ「あの人が弟くん……? ドレイクが大好きで、組織のターゲットの……?」
予想しなかった事態に、どんどん苦戦ムードになっていく5番隊のことなど頭に入らない彼女であった。
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