151: ◆u1rV3Ri3IQ[saga]
2021/09/22(水) 07:07:08.36 ID:Xha3Svn00
ユニコーン「お兄ちゃん……大丈夫?」
リン「ああ、まだまだいける。ユニコーンも大丈夫か? しっかり付いてこいよ」
ユニコーン「うん……」
ほんのり赤くなりながら手を握り直すユニコーン。ときめきを覚えるリンだが、気を抜いてはいられない。戦況に応じて魔法を発動し、皆をサポートする。
ウォースパイト「指揮官! そろそろ限界よ!」
リン「……よし! 作戦実行だ!」
シェフィールド「それで、ご主人様。その作戦とは?」
貴重な銃弾を一発ゴーレムの振られる腕に撃ち込み軌道を微妙に逸らし、ウォースパイトへのダメージを軽減。一旦ウォースパイトが対比し、ゴーレムと睨み合いになる。
膠着した状況。頼れるのは彼女らを指揮するリーダー。満を持して彼は作戦を告げる。
リン「赤城の魔法で怯ませる。それから俺の魔法を乗せたウォースパイトがシェフィールドのナイフを支点に全力でゴーレムを叩き割る。どうだ?」
シェフィールド「……脳筋すぎでは?」
リン「しょ、しょうがないだろ!」
若干の不安を感じる面々であった。
リン「単純に硬い敵は苦手なメンバーなんだから。周りも気にしなくちゃいけないから魔法も派手に使えないし」
ウォースパイト「まぁ、わりといつものことよ。この軍師様は」
赤城「うふふ……それが指揮官様の指示ならお聞きしますわ」
ユニコーン「サポート、がんばるね……!」
シェフィールド「……仕方ありませんね。手詰まりなのは確かですから」
リン「よし開始! サポートは薄めになるからな」
ウォースパイト「了解!」
ダッと駆け出すウォースパイトとシェフィールド。彼女らの動きを見てゴーレムが拳を振り上げる。頭部に集まって刺さった数本のナイフ。身体に残った無数の傷。それらがあっても動作に問題はないようだ。スムーズに動き魔力が腕に込められる。
シェフィールド「接近するまでダメ押しで……」ヒュッ
脚に手を伸ばす。直後手品のようにナイフを両手の指の間に挟み、走りながら投擲。小気味のいい音と共に綺麗に頭部へ命中する。普通の人間や魔物ならば間違いなく致命傷になるであろうダメージだが、相手はゴーレム。大木にナイフを突き刺しても意味はない。
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