153: ◆u1rV3Ri3IQ[saga]
2021/09/22(水) 07:09:15.73 ID:Xha3Svn00
シェフィールド「ウォースパイト様、ご苦労さまでした」
ユニコーン「みんなケガは無い? ユニコーン、まだ魔力に余裕があるから……」
赤城「……」
リン「赤城? 何か気になるのか?」
戦闘終了。ワイワイと会話し出す仲間達に混ざらず、消滅していくゴーレムを見つめている赤城。ウォースパイトに近づこうとしていたリンだがふと気が付き、足を止める。
赤城「――指揮官様。少し気になったことがありまして」
リン「異世界問題か?」
赤城「ええ、まあ……」
こくりと頷いて、赤城はゴーレムの方を一瞥。煙も消え去ったそこには、ゴーレムの破損したコアらしきものが転がっている。あれだけ大きかったものが、今は手のひらのサイズもない。
赤城「異世界から来た魔物にしては、この世界のルールに準じていて……少し奇妙に思えませんか?」
リン「ルール?」
言われて考える。この世界では、魔物は倒せば消滅するのが常識。消滅した後残った物は戦利品となり、その殆どが自然から採取できないような貴重な品。冒険者やギルドのメンバーの収入源となっている。
動物と違い、魔物と呼ばれる生き物の特徴に『消滅』がある。赤城が違和感を覚えたのはその点だろう。
リン「確かにな……。よし、報告のポイントに付け足しておこう」
ポケットから手帳を取り出しメモメモ。異世界問題はまだ自分自身もよく分かっていない謎だらけの事象。些細なことでも記憶しておきたい。
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