171: ◆u1rV3Ri3IQ[saga]
2021/09/30(木) 06:22:19.09 ID:Qz5BR4X90
夕立「5番隊の隊長さんを連れてきたぜ! さ、入ってくれ」
リン「あぁ。案内ありがとな」
襖を開いてその横へ。手招きする夕立に会釈をし、リンは部屋の中へ。
ロイヤルと同じ魔法の光だろう。和紙に包まれた照明の優しい光が照らす、広めの部屋。畳に床の間、押入れ――最近国で流行りの、重桜風の一室の中心に長机が一つ。その部屋に二人、女性が座っていた。
吾妻「ようこそ。今日はお忙しい中お越しいただいて、ありがとうございます。吾妻です」ペコリ
すっと立ち上がり、頭を下げる彼女。毛先の方でゆるく結んだ長い黒髪。そこに見える重桜のKAN-SENの特徴である動物の耳。コルセットのワンピースに薄手のブラウス、黒のタイツと他ギルド風の服装の上に重桜の軍服を羽織っている。
声の印象と違わず落ち着いた、美しい女性の登場にリンは自然と顔の温度が上がるのを感じてしまう。
リン(この子が俺のことを招待、か……)
ちょっとした期待の心もあって尚更。
服によって強調された薄手のブラウスに包まれている豊かな乳房と太もも、腰の丸み。女性的な魅力をこれまでかと詰め込んだスタイルに、無意識に視線が向けられてしまう。
吾妻「あの、どうかされましたか?」
リン「あ、いや。は、初めまして。こちらこそ招待してもらってありがとうございます」ビシッ
吾妻「ふふふ。はい、『初めまして』」クスクス
慌てて返事をすると、なにやら面白そうに笑われてしまう。視線の先が気づかれたのか、声が裏返っていたのか。心配になりつつ吾妻に促され、座椅子に座る。
島風「あなたが5番隊の隊長さんですか!」
――と、その直後に彼の隣の席にいた少女がキラキラとした目を向けて身を乗り出してくる。
お屋敷と同じくらい分かりやすく『重桜』な少女である。忍者、そう呼ばれる者の服装だ。
ぴょこんと出た兎耳に白のサラサラした長髪。髪に浮き出た赤い2つの楕円の模様に、はつらつとした大きな瞳が特徴的だ。小柄で年齢はウォースパイトと同等に見える。が、服装はセクシーめ。
口元を隠すマスクに、おそらく全身の素肌が見える薄手の網タイツ。裾が胸元を隠すまでの短めのノースリーブのシャツに、下はミニスカート。彼女が元気よく動く度、チラチラとタイツ越しの脇やへそ、太ももが見えてきて、これはこれで見る場所に困ってしまう。
腰の道具や貴重品であろう銃を見るに、彼女もギルドでそれなりの役割を任されているのだろう。
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