37: ◆u1rV3Ri3IQ[sage saga]
2020/06/04(木) 16:50:35.60 ID:d9cpxBSl0
○
仕切り直し。威圧感を放つウォースパイトを隣に、前へ並ぶ新メンバー達へリンは挨拶を始める。
リン「えーと、それじゃあ改めて……リンだ。この隊の隊長で、基本的には俺がみんなに指示を出すことになる。戦いはまぁ……普通の人間だから、サポートに回ることになると思う。精一杯頑張るからよろしく、みんな」
ウォースパイト「ウォースパイト。得意なことは剣術と格闘術よ。よろしく」
リン(みじかっ……)
むっつりと自己紹介を早々に切り上げる幼馴染を横目でチラチラと確認。やはりまともに挨拶しない内からユニコーンを愛で始めたのがまずかったようだ。
――改めてなければ。姿勢をぴんと正し、リンは三人の中で適当な一人、メイド服を身に着けた少女を見る。
シェフィールド「見ないでください、ご主人様。恥ずかしさで指が滑ってしまいます」
すると瞬時に向けられる銃口。指の前に腕が豪快に滑っている、などというツッコミは口にできず、自然と両手を挙げてしまう。
リン「ちょっ、待って! さっきのはだな、つい嬉しくなって――」
降参アピールをしつつ、視線は彼女の持つ銃に。
精巧な銃だ。おそらくは異世界の品物、『遺産』だろう。それもまともに使えるならば、一ギルドを買い取れるレベルの貴重な品だ。となると一発の弾薬だって相当高価な筈。そう簡単に撃てる物では……
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