モバP「佐久間まゆセックスよわよわ説?」依田芳乃「でしてー」
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17: ◆FreegeF7ndth[saga]
2020/05/26(火) 22:26:06.06 ID:L6mSfH2Ko
※16

「だから、わたくしは『止めるわけには……』と申し上げたのですが」

 翌朝……というには、若干空が暗いままな頃。
 寮の談話室は静まり返っていて、芳乃の小さな声もひたひたと響く。

 その声と、声の主の表情は、ふだんの温和な彼女を知るものであれば、
 あまりの温度差に声を上げそうなほど冷たかった。

「……これより、ひどくなっちゃうはずだったんですか、まゆは……」

 しかしその冷たさも、芳乃のすぐそばで相対するまゆ――の身体に帯びる火照り――を冷ますには、
 まったく不足であった。



(な、なんで……まゆの、身体じゃ、ない、みたいに……っ)

 芳乃の『部屋』から命からがら(少なくとも、まゆ自身は命と貞操の危機と思い)逃げてきた彼女は、
 夕食までの間、プロダクション女子寮の自室ベッドで身を横たえていた。

(む、むねが……なんだか……おかしい。でも……収まってる気がしますし、少し休め、ば)

 まゆの見通しは、半分正解だった。安静にして、意識して呼吸を整えていれば、
 乳房の脂肪と胸骨にまで根を張ったような疼きは、徐々に引いていった。

(……芳乃さんの助言どおりなのが、ムッとしますが……収まりそうです……)

 異変が生じたのは、入浴でシャワーのお湯を浴びた瞬間。

『ひ、ぅ』

 まゆの喘ぎは、浴室の床へ落ちる雫の音にかき消されたが、疼きは明らかにぶり返していた。
 当人の不安をかきたてるように、乳首や乳輪など先端周りが心なしか膨らみの色を見せている。

(そ、そんな……っ、ちゃんと洗わないと、いけないのに……)

 ボディソープの泡を塗りつけた手で、赤ちゃんの肌のように慎重に触れる。

(ぁ、あっ)

 腫れぼったいが、しかし痛みは無い。

(自分の、て、なのに、芳乃さんの……思い、出す、なんて……)

 痛みの代わりに、芳乃の毛髪もどきがまだ残っているような、蕩ける甘さがにじむ。
 明らかに異常だった。まゆは気持ち悪いと思い……しかし、無視できない。
 気を抜くと意識がそちらに向いてしまう。

(だめ、ここは、お風呂場だから……もしかしたら、ほかの人がいるかも、しれない、のに……っ)

 思い出してしまうと、それを振り払うのは困難だった。指先が、おそるおそる迫る。
 まるで芳乃がした手付きのように。半ば曇った鏡越しの顔は、のぼせたときよりも鮮やかな赤。

『はぁ、あ、ぁ、あっ……!』

 やっとの思いで身を清め、脱衣所では乳房に極力刺激を与えないようにこわごわ服を着た。
 ドライヤーやタオルで髪の毛の水分を除こうとすると、手のさらさらとした感触が、
 また芳乃の妖術じみた乳腺開発を連想させて、めまいを起こす。

 心配げなルームメイトを『風邪気味で……』と誤魔化し、ベッドへ逃げ込む。

(きょうは、もう寝て……明日もおかしかったら、プロデューサーさんと、あと病院か、それとも……
 とにかく、誰かに相談しないと……これじゃ、仕事に支障が出てしまうかも……)





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