モバP「佐久間まゆセックスよわよわ説?」依田芳乃「でしてー」
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◆FreegeF7ndth
[saga]
2020/05/26(火) 22:40:10.65 ID:L6mSfH2Ko
※31
処女穴、というのは俺の妄想だけではなく、数ヶ月前のまゆから受けた自己申告でもある。
『プロデューサーさんのために、まゆの処女、とってありますからね……♥』
よその事務所の恋愛スキャンダルニュースをチェックしているとき、まゆに耳元で囁かれた。
そうだ、まゆは、言葉でも声音でも破滅的に俺を揺さぶる。
鼓膜どころか頭蓋骨までくすぐってきそうな猫なで声を不意打ちで流し込んできやがる。
その処女膜ぶち破って悲鳴を上げさせてやろうか――慌てて思考を振り払う。
まゆはアイドルとして魅力的……な以上に、メスとして俺の理性を執拗なほど揺さぶってくる。
ちょっと前に『大人の色気を武器とする仕事をしたい』なんて言ってた頃は、
年頃の女の子が背伸びしていて可愛げがあったのだが、それはもはや夢幻のごとく遠い。
こんな調子では仕事にならないので、俺は別のプロデューサーにまゆの担当を変わってもらうべく、
理性への攻撃に抗いながらその段取りを進めていたのだが、その他の業務と負担が重なって、
帰りは連日深夜になってしまっていた。
だから最初は、自室でまゆの姿をみたとき幻覚だと思ったのだが……。
「プロデューサーさん……まゆのこと、担当から外そうとなされているんですね……。
どうしてですかっ!? まゆ、何かイケないことをしましたか……?」
まゆは悲痛な――こちらの首か胸あたりがキリキリ痛みそうなほど――表情で詰問してくる。
君がそこに立っているだけで俺はプロデューサーとして社会的に死にそうなんだが。
「もしプロデューサーさんに見捨てられたら……まゆは、耐えられません……。
もう、アイドルだって、続け、られ、なく……」
「……許してくれ。俺は、君のプロデュースを続けられそうにないんだ」
まゆがアイドルを辞めるとしたら残念だが、俺にはそれを哀れと思う余裕すらない。
どうせまゆは外見が良くて中身も勤勉で、アイドル活動を通して年齢以上の酸いと甘いも知ったはず。
芸能界の外でもたぶんそれなりの人生は歩めるはず――
「――あっ」
「……どうしたんだ、まゆ?」
まゆが、アイドルの仕事でも見たことがないほど大きく目を見開いて、一瞬だけ年相応に見えた。
「なぁんだ……アイドルを辞めて『俺のお嫁さんになれ』ってことだったんですね……♥
すみません、まゆ、察しが悪くて……それとも、敢えて、まゆに選ばせてくださったとか……?
あなたの事務所に行くと決めた瞬間から、まゆにとって運命は、自ら選び掴み取るものですから……♥」
そんなわけあるか――という反論は、俺の舌に届く前に、ノドの奥で詰まって、俺をむせさせただけだった。
まゆが、紅いリボンを巻いた左手の指で、ブラウスの胸元をくつろげる。
ライブでは、最高のタイミングでハート型を作って数千数万の観客を虜にする指が。
すぐあとに、匂いが来る。俺の鼻っ面から肺の奥まで引っ掴んでくる。まゆの一日分の汗か。
まゆの体がずっと溜め込んでいた欲望が、さんざん押さえつけられた報復のように俺の理性を食らう。
「あ、ふぁあっ……♥ プロデューサーさんの、手、『氣』持ち、伝わってきますっ……♥」
これでも、一生の仕事と思って、プロデューサー業を勤め上げる覚悟だったが、それを引っこ抜かれた。
本能でも理性でも、俺はこれから一生ずっと……まゆの言いなりになるしかない。
そう確信しながら、狭い部屋にお似合いの狭いベッドへ、まゆを押し倒した。
もっともその確信は、予想もしないかたちで、予想もしないほど早く揺らいだが……。
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