堀裕子「福井で人気のさいきっくサキュバスです!?」モバP「えっ」
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8: ◆FreegeF7ndth[saga]
2020/06/07(日) 23:01:40.72 ID:l/v3zoKYo
「まったく、プロデューサーったら、胸とかお尻とか、見過ぎですっ。
 目が行ってしまう気持ちはわからないでもないですけど……」
(それとも、私なら……うなじとか、脚かな? 浴衣を着たときとか、彩きっく☆織姫になったとき……)

 まただ。まるでユッコが二人に分身して、前後から俺に話しかけてきてるみたいだ。
 そういえば分身サイキックってあるのか? サイキックというより忍術な気がするが……。

「ユッコ……ちょっと、その、多重音声みたいなので同時に喋るの、止めてくれないか……?
 ちょっと、俺、頭が混乱してしまう……ただでさえ寝起きなのに……」
「多重音声?」

 目の前のユッコは不思議そうな顔をしていた。
 ユッコには、声が一つしか聞こえていないのだろうか。

「……まぁ、夢の中ですからね。何が起きても、おかしくはありませんか……」
「夢?」

 夢を見ていて、それが夢の中だと自覚できる。明晰夢というやつか。
 はじめて見た。いや、忘れてるだけで初めてじゃないかも知れない。

「そうですよ? これは、夢なんです。プロデューサーが、眠っている間に見ている風景……。
 だから、プロデューサーが何をしても……」
(だから、私が何をしても……)

 ユッコが俺の片手――俺は左肩を下にして横寝していたので、右手――をとって、
 なんと、ユッコ自身の胸の膨らみに押し付けてきた。
 ユッコの細い指、振りほどこうと思えばすぐ解ける拘束。

 ふわふわとしたアウター。キャミソールはよくわからない。
 その向こうの、ブラのカップのざらつき、ワイヤーの硬さはなんとなく感じる。
 さらにその奥の、柔らかいのに弾むような反発も併せ持つ、胸の……

「何をしたっていいんですよ、プロデューサー」
(何をされたっていいんです、プロデューサー)

 夢、で……担当アイドルの、それも、ユッコ――まだ16歳かそこらの――の、胸を、揉まされてる?

「んぁああっ……ぷろでゅーさーの、ゆび、ぃっ……服越し、なのに、こえ、でちゃう……」
(くすぐったい……恥ずかしい……でも、もっと、シてほしい……っ)

 あ、指に力が。揉んでしまった。柔らかい。
 手のひらを押し付けると、片手で片方の乳が収まるかどうかという、ちょうどいい感じ。
 まるで俺のためにあつらえてくれたような。早苗や愛梨じゃこうはいくまい。

「ふ、ふふっ……プロデューサーも、起きてる時は、立場があって……
 こーゆーこと、したくても、できないんですか?」
(夢の中だと、オトコのヒトは、こんななんだ……さ、さきゅばすって……こういうことなのかな……?)

 サキュバス? 何を言ってるんだユッコは。

「そ、そうです! 今のユッコは、さいきっくサキュバス!
 あなたの夢にテレポートして、いやらしい……え、えっちな願い事も、叶えちゃいますっ!」
(つかささんが『福井ではサキュバスが人気って、本当かよ?』って言ってて、
 それで調べてるの見てたらピンとキたんですが……さきゅばすって、これでいいんでしょうか……?)

 福井ではサキュバスが人気? そりゃユッコと、確かつかさ社長も地元は福井だけど。

「ま、まぁ、早苗さんとか愛梨さんにデレデレしてるプロデューサーなら……シてほしいに決まってます!」
(夢の中でそういうコトをすれば、プロデューサーも私をそういう風に意識して……)

 また頭がくらくらする。おかしくなりそうだ。
 前のユッコの声はキンキンと突き刺さって入ってきて、後ろのユッコの声はとろとろ忍び込んで入ってくる。

「プロデューサーは、私にもサイキックセクハレーションしたこと、ありますもんねっ」
(あれ? それって、私が、プロデューサーに、そう意識してほしいってことでもある……?)

 うるさい。頼む。口を閉じてくれ。おかしくなる。止めてくれなきゃ、その口を塞ぐぞ。
 手……あっ、右手はユッコの胸を揉んでて、左手は右手が邪魔で……ええい、めんどくさいっ。



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