371: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/11/23(月) 16:35:09.21 ID:wcNr4HfA0
『F.E.C.O Simulator』
…
…
「いやっ、助けて! 誰か…」
「へっへっへ…」
路地裏に追い詰められた女に迫るのは、ワニ頭の恐ろしい大男。彼は鋭い歯を剥き出しにしながら、ゆっくりと女に近寄っていく…
「待て!」
「…?」
突然響いた声に、面倒臭そうに振り向く。そこには、一人の青年が立っていた。
「お前の、思い通りにはさせない…」
「…だが、てめえ」
鼻を鳴らすワニ男。彼の指差す先、青年の足は、一目見て分かるほどに震えていた。
「オレは…戦う…」
彼は懐から、赤と白の楕円形の装置を取り出すと、腰に当てた。すると側面からベルトが伸びて、腰に巻き付いた。
更に彼が取り出したのは、円盤を半分に割ったような、2枚の半円形の板であった。よく見ると、それぞれには異なる紋章が描かれている。
「…先輩方、オレに勇気を貸してください…!」
腰に装着した装置の右側に、板の一枚を挿し込む。
『クウガ!』 ”(変身音)”
青年の右側に、赤い戦士が現れる。
更に、左側に一枚。
『ゼロワン!』”プログライズ!”
青年の左側に、黄緑の装甲を纏った戦士が現れる。
最後に、バックルの上面にあるスイッチを押すと、彼は叫んだ。
「変身!!」
2枚の板がスライドし、中央で一枚の円盤になると、それは高速で回転を始めた。
『一・新・紀・元! ライジングレジェンド!!』
「さあ…行くぜ!!」
…
…
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