501: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/11/29(日) 15:33:45.93 ID:gz77yhTT0
「陽子さん! …!!?」
駆けつけた一樹が見たのは、見たことのない怪物と、彼の触手に貫かれた陽子。怪物の手には、毒々しい臙脂色の半円盤が握られていた。
「…あ、がっ」
「…ククッ、これで一つ…」
「やめろおおおおっっっ!!!」
触手から解き放たれ、床に倒れる陽子。一樹が抱きとめると、彼女は弱々しく言った。
「一樹、くん…」
「陽子さん! しっかり…」
震える唇が、ガラスの破片のように、きらきらと崩れ落ちていく。
「ホーラを…お願い…あの娘が、あなたのために…コーヒー、を…」
その身体から急速に色が抜け…粉々に、砕け散った。
「陽子さあああああんっっっ!!!!」
一樹は立ち上がると、怪人を睨んだ。バックルを装着し、2枚の半円盤を掲げた。
「よくも…よくも! 陽子さんを!!」
その手の中で、プレートがバチバチとスパークを散らし…漆黒と、純白に変わった。
黒いプレートを装填。
『クウガ アルティメット!』 ”(変身音)”
白いプレートを装填。
『アークワン!』 ”シンギュライズ!”
「変身…!」
怒りと涙を、白と黒の仮面が覆い隠す。
『怒・髪・破・面! フォールンレジェンド!!』
「お前を…殺す!!」
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