【安価・コンマ】ハーレムシミュレーター
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621: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/07/18(土) 15:27:22.18 ID:y4RgkaMg0
…

 向こうの方に、草や毛皮でできた小さな建物が見えてきた。さらに進むと、大勢の少女や若い女たちが、歓声を上げながら駆け寄ってきた。



「わー!」「ゆうしゃ!」「アスラだー!」



「…」

 緊張しているのが、エルデにも伝わったらしい。後ろから声をかけてきた。

「心配することはありません。皆、貴方を歓迎しているのですよ」

「わ、分かってるけど…」

 タルスムの女よりも更に濃い、真っ黒な肌。何より、胸も股間も丸出しで、肌に色とりどりの模様を描いているその姿は、人間と言うよりは別の生き物に見えた。

「降りましょう。これから、お祭りの準備があります。アスラ様も、着替えて」

「えっ!? ぼくもアレやるの?」

「着替えてみれば、分かりますよ。どうしてこのような格好が、サトンに根付いたのか」

…

「…う、わぁ…」

 タルスムでもらった服を残らず脱いで、素っ裸になる。思えば、そこまでは慣れた行為なので、恥ずかしさもかなり薄れてきた。
 エルデとは別の妙齢の女が、そこへ赤い顔料を塗りたくる。胸に大きな丸を描き、肩を分厚く塗ると、そこから臍に向けて線を繋げた。最後に青い葉でできた腰蓑を括り付け、葉に鳥の羽が織り込まれた大きな冠を被せると、女は言った。

「これでおしまい。よくお似合いです」

「う、うん」

 薄暗い毛皮のテントの中で、自分の体をきょろきょろと見回す。鏡がないので、全身がどうなっているのかよく分からないが…

「それは『王』の化粧でございます」

 女が説明した。肩の上まで伸ばした黒髪に、褐色の肌で、簡素だが腰蓑と革の胸当てで最低限は隠している。しかし、それから溢れるほどに胸と尻が豊満な、妖艶な雰囲気の女だった。

「これから行うのは、『婚礼の儀』。男が女のもとへ出向き、屋根の下で腰蓑を解くことで、夫婦となる儀式です」

「じゃあ結局脱ぐんじゃん。…ん? でも、それじゃあ相手は誰? 一人ひとりにやるの?」

 すると女は、妖しく微笑んだ。

「故郷ではしませんが…今回は、手早く行う工夫をします。日没までに終わらせなければなりませんので」

「ネーベさん、終わりましたか?」

 外から、エルデの声がした。
 テントの入口が開くと、彼女が外で待っていた。

「!」

「…ど、どうも」

 照れたように背中を丸めるエルデ。彼女は、先程までの服を全て脱ぎ、腰に細い紐だけを巻いていた。丸出しの乳房を囲むように白い円と、股間には緑の模様が描かれている。

「ご馳走の準備もできましたし、そろそろ始めましょうか」


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