【安価・コンマ】Eランク神獣「Sランクまでのし上がる」
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◆AG0ZiiQhi.
[saga]
2020/07/31(金) 18:28:45.37 ID:0uqWUy6X0
◆
『なるほど.........じゃあ、この3人がさっき言っていた、キュウビ、キノ、ラピスなのですわね』
「キノーミ」
『よ、よろしくお願いします........』
『さっきはすまなかったのぉ.........』
先ほどとは打って変わって穏やかな空気でバオバブの上に座っている6人。
骨が折れていたらしい火の鳥の頬も既に再生の炎で綺麗になっている。
「にゃー」
「ごめんとりさん........」
『いえ、貴方が謝る必要はありませんの。私も紛らわしい立ち位置をしていて悪かったですわ。それにしても...........まさか貴方以外にも神獣が2人もいるだなんて、驚きですわ』
火の鳥は個性豊かなメンバーを見回す。
ユニコンウルフのウォルフに、ナッツバードのキノ、時兎のラピス、川猫のネコにキュウビ。
その中でもキノとネコはぴったりとウォルフにくっついている。
『キュウビ、と言いましたわね。先ほどは縄張りと知らずにズケズケと入り込んでしまい、申し訳ございませんでしたわ』
『いや、こちらこそ事情も知らずに攻撃をしてしまって申し訳無かったのぉ.........ところで、その神獣、というのはなんじゃ? わらわとラピスとウォルフを指して行っているようじゃが.......』
キュウビは神獣に関しての知識はなく、自身がそうである事の自覚も無い。
火の鳥は頷いた。
『私とキュウビ、ラピス、そしてウォルフは、生物の中でもいわゆる神獣という分類で、普通の生物とは頭ひとつ、いや、ズバ抜けて特殊な生命体の事を言うのですわ。私は何と無くそれが分かるのですの。そして特殊というのは、例えば私はこのように.......』
ボボボッ、と火の鳥が螺旋の焔を羽に纏わせると、キノが驚きひっくり返った。
『炎を纏い、攻撃にも防御にも、再生にも使えるのですわ。貴方がたは何か特殊な技能などはお持ちですの?』
『うむ。わらわはこのように物を自由に動かせるでの』
キュウビは尾の中の魚の一尾を浮かせてその炎にかざし、焼き魚を作った。
『なるほど.......それで、さっきは吹っ飛んできたのですわね.........では、ラピスは?』
『えーと、わ、わたしは.........えい!』
火の鳥に話を振られたラピスが力を入れると、次の瞬間には火の鳥の背後に現れていた。
『あれ、ラピスはどちらへ.......』
『こ、こっちです.........はぁ、はぁ......』
『っ! い、いつの間にっ!?』
ラピスは肩で息をしながら火の鳥に説明をする。
『わ、わたしは、時間を止めたり、ゆっくりにしたり出来ます........こ、効果こそ短いですけど.........』
『す、凄いですわ........時間干渉だなんて..........ではウォルフは?』
火の鳥はウォルフの方を向いた。
「...........ん?」
しかし、ウォルフはキョトンとした顔を火の鳥に向けた。
『........で、ですから、特殊能力を........』
「................とくしゅのうりょく.........なんかあるの?」
キュウビが考える。
『そう言えば、ウォルフの特殊能力なんて見た事あったかのぉ?』
『.........そう言えば無いような..........』
「キノーミ」
「にゃーん」
「ないなー」
『えっ、えっ、な、無いんですの?』
火の鳥が戸惑いの声をあげた。
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