塩見周子「シオヅケサトウヅケ」
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11:名無しNIPPER[saga]
2020/07/06(月) 23:49:01.04 ID:a0+/0AZa0

 オートロックが、合図になった。

「あ、ふむっ、んっ、んあっ、んっ、ちょっ、んっあえろっ、えぅ」
(あっ、やっぱり、ドア閉じたしゅんかんっ……、ちから、つよいっ、)
 壁に縫い止められ唇を貪られる。
 身体を弄られるシャツを破かれる。
 贈答品の包装に興味はないと言わんばかりの乱雑を、周子はその全てをなされるがまま受け止める。
「ちゅっ、んちゅっ、あ、あ、あっ。」
(立って、られないっ、)
 舌の扱いがウマすぎて足腰が立たなくなり、周子は金髪の身体に腕を絡め足を絡める。キスの勢いのあまり後頭部が壁を二度叩き、金髪の掌が割って入ることで三度目はなかったが代わりに接吻の深さはいや増した。
「はほぅ、んちゅぅ、ん、あんっ、やっ、やらっぁ、んっんっ、」
(きすだめっ、なんも、考えられなくなっ、)
 勝手に涙が出る。喉の奥までズポリと触手のような舌を差し込まれ、すぐに抜いたと思えば眼球から顎まで犬のように顔中を舐め尽くされる。さっき食べたもののにおいがする。でもアタシもたぶん同じ匂いをさせていると周子は思う。ぴた、と金髪の舌が静止すると、それは今度はメスのほうから奉仕しろという命令に他ならない。
「あ…………」
(ベロ、おっき……)
 たゅ、ちゅろっ、ぇろ、れろぉ……
「んふっ、ーっ、んーー、はぁおむ……ぅ、」
 でろりと長く、太く、魔羅そのもののように突き出された金髪の赤黒い舌を、周子はこれまで教え込まれた通りに口を窄めてねろねろと舐めしゃぶり、ぱくぱくと甘噛みし、滴る唾液をじゅろろらろんと甘露の如く飲み下す。


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