【ミリマスR18】ボーパルバニー、台風の夜の狩り【あんゆり】
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3: ◆OYYLqQ7UAs
2020/09/05(土) 02:32:20.68 ID:iAil1BOY0
少し前に台風の音が怖いから、と杏奈が百合子のベッドに入ってきた。
そこまでは、まあよかった。流石に同じ布団の中、とまではいかないが、限りなくそれに近い距離で接したり眠ったりすることは、百合子と杏奈には今までもあったのだから。

(でもこれは…!)

怖いから、と杏奈に言われてしまえば百合子は拒むこともできず、ただ杏奈の行動を受入れていた、のだが。
いつの間にやら百合子の脚には杏奈の脚が絡みつき、背中には腕が回され、首のあたりには杏奈の頭が埋めるように密着している。
体勢的に杏奈の表情をうかがい知ることはできなかったが、その身体の柔らかさが、その髪の芳しい香りが、伝わる体温より熱い吐息が、百合子の理性をガリガリと削り取っていた。

時折、もぞ、と杏奈が身体を微かに動かすと、百合子の頭にはじわ、と熱が広がっていく。
絡められた脚が擦れ合うと杏奈のきめ細かな肌の質感が伝わる。
回された手が一瞬百合子の背中をなぞるとくすぐったさと快感の中間のように電流が走る。
首筋を撫でる杏奈の髪はまるでシルクで織られた布のようにさらさらである。

(杏奈ちゃん、なんでこんな…! もしかしてこれ誘われてる? でもここ劇場の仮眠室だし、いや、場所がここじゃなかったらいいのか、っていうとそういうわけじゃないんだけど)

全てが杏奈の無意識の行動で、意識しているのは自分だけではないのか、という不安と、なぜこんなことになっているのか、という困惑に支配された百合子は、なぜか声も出さずにパニック状態である。
しかし、もはや削られ続けた理性は崩壊寸前。格闘ゲームで言えば体力ゲージがドット残りの状態である。

(杏奈ちゃん…だめ、もう…恋しちゃうからね!)

なんとなく意味のわからない決意の言を無言で唱え、百合子が理性を手放そうとしたその時であった。


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