相葉夕美「It's In The Rain」ショタ
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1:名無しNIPPER
2020/09/14(月) 23:15:47.99 ID:lAVfNT1f0
デレマスSS
Pドルものではなく、ショタドルものです
地の文
エロはたぶん40くらいからはじまる予定


エロへ飛ぶ人向けテキトー概要
夏休みを兼ねた休暇で祖父母が暮らす田舎へ夕美が帰省する
そこで従兄弟のボクと再開する
翌日、ボクと川へ一緒に遊びに行き、帰り際に夕立に降られ、一緒にお風呂へ入る
そして・・・


2:名無しNIPPER
2020/09/14(月) 23:16:56.27 ID:lAVfNT1f0
「んんっ。ついたー」
キャリーバッグを列車から降ろした夕美は、列車に揺られ、固くなった背筋を伸ばしながら空を見上げた。夏の空の青は深く、湧き上がる雲の白がよく映えている。柔らかな温かい風が吹き、白い小花が乱れ咲く、空の青より少し深い、瑠璃色をしたワンピースの裾を揺らす。夕美は手を空にかざし「よしっ」と呟き、ホームを後にした。
駅舎はプレハブ小屋を思わせ、駅員はおらず、回収ボックッスに切符を入れ、外へ出る。気持ちばかりの猫額のようなロータリー。車、タクシー、バスは一台も止まっていない。
「かわってないなー」
苦笑気味に夕美はこぼした。けど、口元には微かな笑みがうっすらと浮かんでいる。笑みを浮かべたまま夕美は歩き始めた。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER
2020/09/14(月) 23:17:26.00 ID:lAVfNT1f0
その家の二階窓からから外を眺める、高学年くらいの少年の姿。少年はそわそわと落ち着きがなく、しきりにあたりを見回し、誰かを探している。
夕美が家に着く直前、夕美の姿を確認した少年は慌てた様子で身を隠すように部屋に身体を引っ込め、窓から覗くように夕美を見る。夕美はその少年の存在に気がついていない。
夕美は家に着くと口元に笑みをしたため「たっだいまー」と呼び鈴を鳴らすことなく、引き戸の玄関を開けた。玄関に鍵はかかっていない。
玄関にキャリーバックを置き、パンプスを脱いでいると、奥から「よーけ来たな、夕美ちゃん」と優しい女性声がした。夕美が振り返ると老女の姿が。夕美は廊下に上がると「おばーちゃん」と老女にハグをする。
「夕美ちゃん、いらっしゃい」
以下略 AAS



4:名無しNIPPER
2020/09/14(月) 23:17:54.67 ID:lAVfNT1f0
「ひさしぶり」オバも夕美釣られるように笑みを見せたが、ため息をつき「もー、空港まで迎えに行ってあげたのに」
「えへへ、ごめん。ちょっと空港から電車に乗って来たかったの」
夕美はあっけらかんと笑いい、他の二人も釣られ笑う。玄関が一気に華やぐ。その様子を、外を眺めていた少年が階段上から気付かれぬよう、聞き耳をたてている。
その事に気づいていない夕美はあたりをキョロキョロ見ながら「ところでボクくんは?」と少年の名前を出した。
オバ、少年の母親はため息交じりに「いるわよ。なにしてるのかしら」と階段を見ながら声をかける。「ボクー。ゆーみちゃん来たわよー」
以下略 AAS



5:名無しNIPPER
2020/09/14(月) 23:18:25.76 ID:lAVfNT1f0
「あはは、大丈夫だよ。私も今ついたところだから」夕美は笑い、ボクの顔をまじまじと見て「久しぶりだね」
柔らかに笑う。久々に会う夕美は昔から綺麗だったが、アイドルになり一層垢抜け、その笑みはテレビや雑誌などで見せる切り取られた笑みとは違い、無作為で、春の日差しのように柔らかく暖かい。綺麗になった夕美を前にボクは言葉を失い固まってしまった。
「あれ・・・?私のこと。わすれちゃった」
反応がないボクに夕美は戸惑う。
違う。と否定、叫びたいが声がでない。恥ずかしく、夕美を直視できずに視線を泳がしてしまう。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER
2020/09/14(月) 23:18:52.74 ID:lAVfNT1f0
「おかーさん」
夕美にホントのことを暴露されボクは声を上げ、あーもう。ゆーねーにゆーねーが来ること楽しみにしてたのバレちゃったじゃん。と恥ずかしくなり、ほんのりと顔を赤く染め俯いた。
頬をかすかに赤らめ、うつむき恥ずかしがるボクを見て、ふふっ。と夕美は口の端をかすかに上げ「私もボクくんに会うの、すっごく楽しみだったよ」
夕美の言葉にボクは恥ずかしがりながらも顔を上げた。
大輪のひまわりのように咲きほこる夕美の笑顔。ボクはドキッ。と、ときめき、丁シャツの胸元をくしゃりと握り、言葉を失う。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER
2020/09/14(月) 23:19:33.78 ID:lAVfNT1f0
「運んでくれてありがと」
部屋に荷物を運ぶと夕美はボクにお礼を言った。部屋はベッドと机と椅子があるだけで他になにもなく殺風景。夕美はベッドに腰掛ける。ボクは別に。とぶっきらぼうに返事を返す。
「もー、昔ははゆーねー、ゆーねーって私のあとを追いかけてきたのに、クールでかっこよくなっちゃて。このー」
「ゆーねー子供扱いやめて」
「えー、私から見たらボクくんは子供だよ」
以下略 AAS



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