【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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145: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/08(木) 22:25:38.22 ID:OWfdUIpSo

若葉「私は久遠さんの心を知らない」

もしかしたら陰で悲しんでいるのかもしれないと若葉は首を振ると

それでも。と、上乗せして

若葉「こんな人々なんて守る価値などないと口にしないのは立派だと思います」

陽乃「……だから、私はここにいたほうが良いと?」

若葉「私はここにいて欲しいと思っていますが、それと同時にここから解放されて欲しいとも思っている。というのが正直な答えです」

若葉はそういうと、ようやく陽乃へと目を向けた。

その瞳には罪悪感と心苦しさが滲んでいて

陽乃と目が合えば、申し訳ないと言うかのように逸らしてしまう

若葉「人々が抱く過った敵愾心に、これ以上傷ついて欲しくない」

陽乃「……」

若葉「大社から貴女の素行に問題ないかという窺いが来るたび、街の人からあの娘は。という不安が聞こえるたび強く思う」

陽乃「貴女、どこまで――」

若葉「リーダーですから」

若葉は自嘲気味に鼻で笑って

若葉「だから、可能なら貴女に協力したいと思う。私だけでも貴女の味方でありたいと……思う」


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