【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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203: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/11(日) 15:41:48.06 ID:lSpetpW+o

若葉『だから、私はその戦いを見届けようと思います』

場合によっては介入を辞さない。と、

若葉はしっかりと付け加えて、宣言する

若葉『勇者のリーダーとして、承認します』

陽乃「……迷惑をかけるわね」

若葉『いえ、自分が不甲斐ないせいでそうせざるを得なくなっただけです。悪いのは私も同じでしょう』

本当に、リーダーには不向きだな。

そんな呟きが聞こえて、ひなたの切なげな声が聞こえた。

若葉『私に出来るのはせいぜいが責任を取ることのみ……久遠さんが真に勇者と認められてさえいれば』

陽乃「でも認められていない」

若葉『そうですが――』

陽乃「ですがも何も、そうなのよ」

若葉の顔が見えなくても

昼間のように口惜しんでいるというのが、何となく想像できる陽乃は

ベッドの上で膝を抱えて、目を瞑る

それは正しい。

自分の中には人々への憎悪が渦巻いている

そしてそれは時折顔を覗かせていて、虎視眈々と機会を窺っているようにも思える。

そんな人が真に勇者であるはずがなく

そんな人がリーダーとして先頭に立つべきではないと、陽乃は思う。


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