【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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290: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/14(水) 21:25:19.92 ID:sjJFEquno

ひなた「……難しいと、思います」

陽乃「それでも私は私なりに頑張って……気を遣わせないようにって気遣って、独りでいることを選んでいたの」

陽乃は薄く笑みを浮かべて、すっかり離れてしまった千景を一瞥すると

また、若葉へと目を向ける

若葉よりもわずかに背の低い陽乃は見上げるような形になるが、

その視線はまるで可愛らしさが感じられない。

陽乃「なのにすれ違う程度で嫌悪して、殺す心配はないって武器を向けられて……私にだって我慢できないことだってあるのよ」

千景「それは、貴女が……」

陽乃「疑っていた? そうね。でも、私は違うと言ったのに聞く耳さえ持たなかったじゃない」

千景「貴女が疑っていたのは事実でしょう……?」

陽乃「信じろと? 死ねと言ってきた貴女を? 面白い冗談ね」

陽乃は若葉から千景へと振り返って、苦笑する

笑っているが、目は笑っていない。

怒りの代わりとでも言うかのように、殺意が感じられた

陽乃「我慢するのにも限界があるの……だから、ね? 私は私なりに改善しようと思って――」

若葉「待ってくれっ!」

千景へと近づこうとした陽乃の体は、

若葉が腕を掴んだことで、中途半端に止まった


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