【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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362: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/18(日) 20:06:25.88 ID:Z9qlIiLCo
陽乃は何かされたって殺すとまでは考えたくないと思っている。
母に手を出されるのならともかく、
自分に関しては仕方がないと割り切って、耐えれば良いと陽乃は考えていた。
それで、少しでも誤解を解いてもらえるのなら
母が危険な目に遭う可能性が低くなるのなら……と
生き残るために、我慢をするつもりだった。
「……ひっ」
けれど――彼女は、そうではない。
看護師の悲鳴が上がって、目を向ければその姿は真っ黒に染まっていた。
「ぁ……あっ……」
目を見開いて、
口元を押さえて……やがて、膝から崩れ落ちていく
それでも真っ黒な何かは消えなかった
『他愛もないのう?』
陽乃「出てくると思ったわ」
世界を闇に染め上げている九尾は、
影だからなのか、九つの尾を持つ妖狐の姿をしている。
一般人である看護師には、刺激が強かったに違いない
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