【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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488: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/25(日) 16:56:26.10 ID:Jsf9kLfNo
ひなた「若葉……ちゃ……」
若葉「ひなたは確かに巫女の適正とやらが高く感じられる。だが、それはあくまで……素質があるというだけだ」
陽乃「えっと……つまり何が言いたいの?」
若葉「あまり無理をさせるな。という事だ」
自分が無理をさせたことは棚の上にあげ、
額に汗を浮かべて、
肩での呼吸にまで動揺してしまっているひなたをベッドの上に寝かせた若葉―九尾―は、
その横に腰かけて、ひなたの汗を拭う
若葉「生れ落ちてから神々と共に在った久遠さんとひなたでは、強度に天と地の差がある。と言えば分かるだろうか?」
陽乃「ええ、それなら……分かるわ」
若葉「器はあるが脆すぎる。久遠さんに行ったように力を纏わせたりしたら、ものの数分で精神が崩壊する」
ひなた「っ……はぁ……神託を受けた疲労感の、比では……ありませんでした……」
若葉「そうだろうな。ひなたに与えたのは神託ではなく祟りに近い物だったからな」
陽乃「え……九尾っ!」
祟り。
それは人間が成し得るものではなく、
超自然的な何等かによって引き起こされる、呪い以上に危険なものだ
それをしたとあってはさすがに咎めるべきだと声を上げた陽乃を制するように、若葉の姿をした九尾は息をつく
若葉「ひなたは私を神の御使い足る神獣であると評した。なら、私が害する理由はない」
陽乃「でも、祟りなんて」
若葉「近い物だと言っただろう? 毒にも薬にもなり得る神に近しい私の加護だよ」
九尾は若葉の体で、若葉の声でそう優しく声をかけると
ひなたの前髪を軽く払って、額に口付けをする
若葉「私を神獣と呼んだこと。殺めてやると言った私に臆せず歩み寄るその愚かさへの褒美だ」
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