天空橋朋花「夢の中ならレ●プしてもいいとお思いですか〜?」
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12: ◆FreegeF7ndth[saga]
2020/11/14(土) 14:48:17.19 ID:42YhWwR9o
※10

「可愛いよ、朋花」
「……っ、『聖母』に、可愛い、なんて、あなた、不遜な言い方をっ」
「別に、いま気づいたわけではないよ。前からさ」

 羞恥を煽るプロデューサーのセリフに抗弁したら、返しの一言で羞恥を過去まで引き伸ばされた。

「そんな顔されたら、もっと可愛くなってもらいたくなるじゃないか」
「あ、あなたは、この期に及んで、私の、せいにっ」
「俺が、夢にまで見たことがあるのは朋花だけなんだよ」

 プロデューサーがそう口走ったのと同時に、朋花の膣外と膣内を取り巻いていた指が、指関節一つほど深く食い込む。喜悦と羞恥が一段跳ね上がる。陰核が指先に押し倒され、こすり立てられ――チュクチュク、チュクチュクと水音が立ち――つまみ上げられ、ねじ伏せられる。

「う、ああっ!? ふあ、あぁっあああっ!」

 朋花はプロデューサーの腕を掴み、彼の皮膚に爪痕を薄く刻みながら、膝から内腿までをわななかせる。水彩絵の具のような微かなとろみのある飛沫が、視界の端でくちゅりと散る。羞恥で散々に熱せられた興奮が、ついに沸騰して吹きこぼれを起こす。ふくらはぎや太腿など大きな筋肉も、指先の小さな筋肉も、プロデューサーの愛撫で揃って強張り、緊張に耐えきれなくなって弛緩して、また快感で叩き起こされ、朋花の神経と理性を揺さぶってやまない。

「や、ぁ、め……っ! う、く、ぐぐ、ふぅううっ……!」

 朋花は目を閉じて、歯を食いしばった。そうしていないと、心臓や肺が抑えきれそうもなかった。鏡を見なくても、朋花は自分の姿が恍惚に染まっている、とわかってしまっている。できれば顔を隠したかったが、いまプロデューサーの腕を離したら、快楽を抑えられるかわからない。それほど朋花の随意筋は、意思から快楽に奪われている。

「可愛いよ、朋花」
(こんな、私……か、可愛いわけが……ぁ、ああぅうっ……!)

 プロデューサーは、愛撫で朋花を追い詰めることと、朋花の反応を味わうことが同時にできないらしかった。指で激しく朋花をいたぶり、声で優しく朋花をたたえた。激しく優しく、行ったり来たりの繰り返し。プロデューサーは飽くことを知らない。

(や、ぁ……止まって、私の……こんなの、知らない、のに……っ!)

 朋花は必死で声を殺していたが、声以外は性感に蝕まれていった。
 激しく優しくの繰り返しが3往復したとき、朋花の内腿はピンと緊張して、当人の意識以上に必死で脚を閉じようとした。これ以上の愛撫が危険だと恐れ慄いているようだった。けれど両脚の間にプロデューサーが陣取っていて閉じ切れなかった。
 5往復したとき、朋花の膣や下腹が刺激に耐えかねてか、かくかくと上下に細かく痙攣しながら、さらさらと涙のような愛液をこぼしてプロデューサーを濡らした。肌の上で骨盤や肋骨の一部が浮き沈みし、隠そうとして隠しきれない絶頂感を暗示していた。

「朋花のなにか我慢しているそぶりなんて、ほとんど見たことなかったけど、もったいなかったな」
「あっ……! あ、あ、ぁくっ、ぅうぁぅう……っ!」
「良かった。最後に、ここで知ることができて」

 もう1往復。
 もはや、なんのためにくちびるを噛み締めているかも曖昧になっていく。




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