【ミリマスR-18】秋月律子「私、悪い子になっちゃいました」
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20:悪い子 19/20[sage]
2020/11/15(日) 00:05:33.47 ID:xX3rNcvs0
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 逢瀬の後始末も済み、火照った体の熱も治まってきていた。仰向けになってぼんやりしていると、隣に横たわる律子が腕に縋り付いてきた。

「私らしくなかったかもしれませんね。衝動の突き動かすままに動いて、こうなっちゃうなんて」
「そうか? ある意味律子らしいと思うけど。いつも何だかんだブツクサ言いつつも『開き直ったら一直線』じゃないか」

 はぁ、と、わざとらしい大きな溜息が聞こえた。

「よく見てるんですね、プロデューサー殿」
「そりゃあ、な」
「きっと普通のお付き合いはできないけど……今後とも、よろしくお願いします」
「ああ。……愛してるよ、律子」
「……『愛してる』っていうのがどういう気持ちなのか、まだ分からないけど……きっと、私もです」

 律子が、上腕に頬ずりした。

「なんていうか……律子って、意外と甘えんぼなのか?」
「今だけですよ。こんなこと、普段のテンションじゃ絶対できませんから。ま、私も一応女の子ですし、こんな願望を内心でささやかに持つこともある……とでも、時々思い出してもらえれば、ね」
「それなら、風呂入るか、一緒に」
「えっ? ……あっ、あの、その……お風呂でも、そういうコト……しちゃうんですか……?」
「ははっ、でっかい風呂にただ入るだけだよ。それとも律子、まだしたいのか――あいたっ!」

 手の甲をつねられて、鋭い痛みが走った。「勘違いしたってしょうがないじゃない」とこぼしたきり、律子は口を噤んでしまった。手近にあったタオルを手に取り、編んでいた髪をほどいて、そのままずかずかと浴室へ歩いていってしまった。

 初めて体験した夜の営みは、相当お気に召したようだった。途中から我慢できずにがっついてしまったが、理性的に時間をかけて可愛がった甲斐があったというものだ。今後肌を重ねる機会は多くなるかもしれないな、という下世話な期待を抱きながら、俺も浴室へ向かった。


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