【ミリマスR-18】秋月律子「私、悪い子になっちゃいました」
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悪い子 4/20
[sage]
2020/11/14(土) 23:56:59.35 ID:LClhfPZl0
射精の一部始終をじっと見ていた律子は、熱に浮かされたように顔を赤らめていた。
「一回で、こんなに出るんですね……すごいもの見ちゃった、かも」
ゴムの口を縛って、持ち帰るゴミとしてレジ袋にしまう俺を見て、ポツリと呟いた。
「はー……とんでもないものを見られてしまった……」
「ほ、ホントですよ! 汚してないとはいえ、職場でそんなことしようとするなんて、もう、信じられない……!!」
「……俺としては、律子が手伝いを申し出たことの方が、もっと信じられなかったけどな」
卑怯かもしれないとは思いつつそう言い切ると、律子は押し黙ってしまった。律子にしてみれば、俺を一方的に非難していたっていいはずなのに。
「さ、今度こそ俺は仕事に戻って、残りをさっさと片付けるよ」
「もう、落ち着いたんですか?」
「こういうのって、男が醒めるのは早いからな。賢者モードってヤツだ」
「ふうん……」
「律子も、忘れ物を確保したら今度こそ上がりな」
でないと襲っちまうぞ、とほんの冗談混じりに付け足した。火照りが散逸していったとはいえ、目の前のメスに対してオスの本能がまだ舌なめずりをしているのは否定できなかった。肉体のプライバシーを暴露してしまったせいで、セクハラじみた発言にも随分ハードルが下がっていた。笑ってくれるとは思っていなかったし、引っぱたかれるぐらいは覚悟していたが、衝撃は来なかった。
「…………」
「律子?」
「プロデューサーの中で、私みたいなのってそういう対象になるんですか?」
「それは……」
怒っているのかと思いきや、律子は俺の言葉を真面目に受け止めているようだった。「冗談だ」と言おうものなら、それこそ本当に逆鱗に触れてしまうかもしれない、真剣さがその表情に滲み出ていた。決して広くはない休憩室の空気が静止する。
「プロデューサーの恥ずかしい所を見ちゃったから、私もぶっちゃけますけど……その、プロデューサーのこと、ちょっと『いいな』って思ってます。だから……」
「えっ」
今度は俺が言葉を失う番だった。口にしてから、律子は視線を外してしまった。これこそ、冗談で言っているとは思えなかった。
「でっ、でもでも、こんな、モヤモヤした気持ちのまま、その場の勢いで、みたいなのは、イヤです! ちゃんとお互い通じ合うものがないと!」
よく通る声で律子がまくしたてる。さっき打ち明けられた『いいな』は俺の胸を貫き、精神に食い込んでいた。内心に秘めた特別な感情だったのかどうか、その確認をさせてくれる様子はなさそうだ。
「ですから面接! 面接試験を!」
「へ、面接?」
「プロデューサー、今度、私とあなたのオフの日が合うようにスケジュール調整して下さい!」
「な……何だいきなり。デートでもするのか?」
「デートじゃありません! 面接って言ってるじゃないですか! スケジュール決まったらすぐに連絡下さい、いいですね!! それじゃ!!」
そこまで勢いよく、伝えるというよりも殴りつけるように畳みかけると、律子はそのまま扉を開けて出て行ってしまった。駆けていく足音が遠ざかっていく。どうか内密に頼む、と言うこともできなかったことに気づくまで、俺は茫然とその場で立ち尽くしていた。
それから事務室に戻って真っ先にしたことは、スケジュールの確認と調整だった。本人も一部共犯ではあったし、あの様子ならついさっきのことを広めるようなことはしないだろうとは思ったが、他の人に何かを漏らされる前に、即刻調整をいれてすぐに連絡を入れてしまった方が口封じになるように思った。
軽はずみな行動が厄介な燃え方をしてしまったものだった。大人の異性への憧れを滲ませるアイドルがいるから、そういった年頃の女の子との距離の取り方にも気を遣ってはいるのだが、そういった意識へのバリアをきちんと準備する前に、律子の不意打ちは内心に深々と刺さって、体組織と同化してしまっていた。
参ったな。明日から、あの子を見る目が変わってしまうかもしれない。
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