【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【2頁目】
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264: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/01/25(月) 22:16:25.27 ID:w8ZnKiRoo

陽乃「っ……」

父親は母親を抱き寄せて、顔が見えないように自分の方へと押し付ける

けれど遅い

見えてしまった

今にも涙を零しそうな悲しげな顔が

辛さと苦しさを感じてしまった

陽乃「気負う……なんて」

「否定しなくていい。言われただろう? キミが心の根優しい娘だと分かっていると」

陽乃「私はっ!」

椅子を蹴飛ばすように立ち上がるとテーブルが揺れて、

注がれたままだったカップからお茶が迸ってテーブルクロスを汚す

陽乃「私は……」

「私の見る目はないかもしれないが、妻の見る目は確かだ」

陽乃「………」

「君は間違いなく、人のために生きてしまうのだろう」


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