【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【2頁目】
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753: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/02/27(土) 18:01:57.18 ID:FPyLwFj9o
九尾の影が離れてから、
歌野が陽乃のもとに来るまで、時間はほんの数十分しか掛からなかった。
陽乃「九尾……また余計な事……」
自然の声に満ちていた病院の外が急激に騒がしくなり、
病院の中にまでその喧騒は広がって、
そうして――なぜか、水都が歌野の腕を掴んで病室へと引っ張りこむ
水都「連れてきたよ!」
歌野「み、みーちゃんったら……一体全体、どうしたの?」
驚きに戸惑い、肩で息をする歌野と、
凄く張り切っている、諏訪の巫女である藤森水都
水都は陽乃の方を見てとても嬉しそうに手を振っているけれど、
陽乃は、初対面だ
陽乃「えぇっと……」
水都「初めまして、藤森水都です!」
歌野「みーちゃん……なんか、変よ? 大丈夫、えっと……何かあった?」
陽乃「……私が呼んできてってお願いしたの」
とっても元気な水都を一瞥した陽乃は、
困惑を隠せない歌野へと目を向けて、ため息をつく
どれだけの付き合いがあるのかは知らないけれど
藤森水都と言う人物の言動に、白鳥歌野が違和感を覚えているのだとしたら
それはきっと、間違っていない
歌野「呼んできてって……」
陽乃「九尾。貴女、藤森さんの観察不足だわ」
水都「え〜? そうかな? うたのんと二人きりの時はこんな感じだったと思うんだけど」
歌野「ノーよ! 全然違うわ!」
水都「そっかぁ……でも、連れて来れたから、オッケーだよね?」
呼ぶこと自体は容易とは、よく言ったものである
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