【安価】続・ハーレムシミュレーター 第二部【R-18】
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929: ◆WEXKq961xY[saga]
2021/02/20(土) 21:37:12.44 ID:eFUvm5W50
『リーリレウと生まれた娘に連れられて空をお散歩』





「レーが、飛べるようになった、ぞ!」



 石の街に来ると、リーリレウとその娘、レーレヌイが待っていた。
 10年間、卵を温め続けた末、遂に生まれたのは、人間の女の子だった。レーレヌイと名付けられたこの娘は、人間以上のスピードで成長し、数年で10歳くらいの見た目まで大きくなった。

「レー、パパに、飛んでるとこ、見せるぞ!」

「…はーい」

 気怠げに返事するレーレヌイ。どうも彼女は、見た目の割に考え方は進んでいるらしく、朴訥な母親に突っ込むことが多い。
 とは言え根は素直なので、言われたとおり広いところに立つと、両腕を広げて息を吸った。

「すぅーっ……ふんっ!」

 次の瞬間、レーレヌイの両腕から鮮やかな赤色の羽毛が生えてきた。それは腕から胴体、足、顔にまで広がり、彼女の全身を覆い尽くしてしまった。羽毛に埋まった顔に、黄色い目が開き、鋭い嘴が伸びる。両脚は鱗に覆われ、鋭い爪が伸びた。
 甲高い声で鳴くレーレヌイ。大きな翼をはためかせると、空へ飛び上がった。

「どうだ、飛んだ、ぞ!」

「ああ!」

 誇らしげなリーリレウ。自分も翼を広げ、アスラに向かって言った。

「背中に、乗れ」

 言われたとおり彼女の背に負ぶさると、リーリレウも翼をはためかせて空へ飛び上がった。
 少し上でレーレヌイと合流すると、言った。

「よし、一緒に、飛ぼう!」



 石の街が、遥か眼下に見える。冷たい空を、リーリレウは笑いながら飛び回り、レーレヌイがその後ろにぴったりと付いてくる。まだ飛ぶのに慣れていないのか、時折高度が下がったりするが、その都度リーリレウも高度を下げ、フォローに回った。
 しばらく飛び回ると、疲れたレーレヌイが先に地面へと降りていった。
 下からこちらを見上げる娘を見ながら…ふと、リーリレウが言った。

「夢が、叶った。家族は、いい、な!」

「ああ、そうだな」

「リー、もう一人、欲しくなった、ぞ!」

「…うん?」


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