【安価・コンマ】Dランク神獣「Sランクまでつき進む」(その2)
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338: ◆lFOXrxX/4g[saga]
2021/07/19(月) 09:43:39.36 ID:NmU20WFb0


キュウビ『落ち着いたかのぉ?』

地龍『うぐっ、はぐぅっ.........ずずずずずっ.........おぢ、づいだぁ.........』

ウォルフ「よかったよかった........ねえキュウビ、べつにぼくかおぎゅーってされてすーはーされてもいいよ?」

キュウビ『ならん。まだもう少し様子を見てからじゃ』

ウォルフ「けちー......」

地龍『ケチー......』

キュウビ『はぁ........』

あれから地龍の凶暴性は無くなり、ただ泣きつかれた子供の用になっていた。
しかしキュウビにとってまだ脅威は無くなっていないらしく、ウォルフはキュウビの後ろで話すように、ミアや三つ子竜はとても離され場所で遊んでいるように指示されていた。

キュウビ『ところでお主、名前はあるかの? 話をしようにも呼び名がないと少し不便での』

地龍『ん、名前......? んー.......ないなぁ。まあ、地面のドラゴンだからとりあえず地龍って呼んでもらえればいいよ........』

キュウビ『うむ、では地龍と呼ばせてもらうでの。では地龍、お主これからどうするつもりじゃ?』

地龍『どうするって.......どうもしないけど........どうできる?』

キュウビ『予定は無い、とのぉ.........』

実は、キュウビには一つのアイディアが浮かんでいた。
しかし、それを口にするにはまだ地龍に対する不安要素を取り除き切れていない。
そこに、ウォルフが話しかけてきた。

ウォルフ「ねぇねぇキュウビ、ちょっといい?」(ひそひそ)

キュウビ『うむ。地龍、ちょっと待ってるがよい。2人で話をする』

地龍『わ、わかった.......』

キュウビは9本の尾と神通力で地龍との間に防音壁を作り、ウォルフと話す。

ウォルフ「ねぇ、ちりゅうをなかまにしちゃだめ.........?」

キュウビ『やはりお主はそう考えるじゃろうなぁ........わらわもそう思ったのじゃが、まだ地龍がお主を監禁したり生首にしたり、危険な行動に出はしないかと不安なのじゃ』

ウォルフ「だいじょうぶだよ。だって、ちりゅうはあやまったじゃない。それに、あんなにないていたし.........」

キュウビ『まあそうじゃがのぉ......警戒しすぎかのぉ』

ウォルフ「うん。うたがったら、ちりゅうにわるいよ......ぼくをまもりたいっていうあのことばは、ほんとうにこころのそこからだたことばだったよ」

キュウビ『.........それは、そうじゃろうのぉ』

疑えば疑うほど、ウォルフに真正面からその疑心を打ち砕かれる。
チラ、と地龍を見てみると、不安で落ち着かない様子でもじもじとしている。
今の彼女に危険はあるのだろうか、彼女に腹黒さはあるのだろうか、彼女に裏はあるのだろうか.........
自分の中で発生したそれらの質問に、先入観等を捨てて考えた結果、キュウビは「否」という結論を下した。

キュウビ『.........もしわらわが地龍を仲間にしないと言ったら、どうする?』

ウォルフ「おこる。だって、かわいそうだもん。せっかくぼくたちにであったのに、またひとりぼっちになっちゃうんだよ......?」

キュウビ『そうじゃのぉ......知は時に無知よりも残酷じゃからのぉ......』

ウォルフ「.......どういうこと?」

キュウビ『知ってしまってからは、知らなかった時には戻れない、という事じゃ。今までは寂しく感じなかった孤独が、わらわたちと出会ってからは孤独に感じてしまうという事じゃ』

ウォルフ「そう、ぼくがいいたかったのはそういうこと! ねぇ、なかまにしようよ..........!」

キュウビ『うむ......わらわもそう思っていたところじゃ』

ウォルフ「じゃ、じゃあ.......!」

キュウビ『.........うむ』

キュウビは防音壁を解除すると、地龍の方へ向いた。


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