【安価・コンマ】Dランク神獣「Sランクまでつき進む」(その2)
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◆lFOXrxX/4g
[saga]
2021/11/20(土) 18:12:15.26 ID:yzISy8M40
◆
全員が目を覚まし引っ越しの準備のために動いていたが、ラピスだけはまだぐっすりと寝ていた。
ナガレ「......よいしょっと。この大きな羽毛は置いていきますか?」
キュウビ『うむ、他の大地にもっていくには大きすぎるし、もとよりこの葉の大地に置かれていたものじゃからのぉ。地において自然に返すのが一番じゃろうて』
ナガレ「わかりました」
フェニ『あら、外に出すのですわね? では運びますわよ〜』
ナガレ「助かります」
チキ「キチチ、キチチ〜」
ナガレ「チキさん大丈夫ですよ。好きに休んでいてください」
チキ「チキィ......」
チキは何も手伝えないと申し訳なさそうに鳴くと、ぶらんぶらんとぶら下がったまま揺れた。
ウォルフ「水は今のうちにおおめにのんでおこうね」
ミドカ「ぴやぴやがぼごぼ」
クーラー「ぃえええがぼぼぼ」
ピッカ「ちょこぴごぼごぼ」
キュウビ『さて、食料はわらわの尾にしまい終わったかの。ミア、キノ、洞窟の周りに食料は落ちてはいなかったかの?』
ミア「うおにゃ」
キノ「ノミノ」
キュウビ『確認ありがとうのぉ。では、そろそろ出発するとするかの。ウォルフ、ラピスを起こしてあげるのじゃ』
ウォルフ「おっけー。ラピスー」
キュウビにそう指示されたウォルフは、まだぐっすりと寝ているラピスをゆさゆさと揺さぶった。
ラピス「ん......ぅぷぅ......♡」
ウォルフ「おきてー」
ラピス『.........ふぁ......ん、ウォルフ、さん......♡ おはようございまぁす......♡ ちゅっ......♡』
ウォルフ「んぁっ」
目が覚めたラピスは目の前に大好きなウォルフがいるのに気づくとそんな甘い声を出し、そのほっぺに口づけをした。
ミア「ぅおにゃ!?」
ミドカ「ぴやあっ!?」
それを見たミアとミドカは毛と鱗を逆立たせると、ずんずんとウォルフの横に来て負けじとウォルフの頬に口を押し付けた。
ウォルフ「ぶぎゅ」
口づけという行為を知っているミドカも、知らないミアも、ラピスがウォルフのほっぺに口を付けたのを見て、なんとなく嫉妬してそうしたのだった。
キュウビ『のおおおっ!? わ、わらわのミドカが、く、口づけまでっ......! ......頬じゃが......うううう、子の成長は、早い......もはや、わらわの手は離れた......ウォルフ、あとは頼んだぞ......』
フェニ『気が早いですわよ!?』
ラピス『......あ、あれ、みなさん...? ......あれ、私いま何を......み、みなさんの前で、ウォルフさんのほっぺに......ちゅ、ちゅー......をっ!? あっ、ああぁぁぁあぅぅぅぅぅぅっ............///////////』
目覚めでボーっとしていた意識が覚醒し、夢うつつの中自分が何をしたのかしっかりと認識したラピスは、すごく、すごく真っ赤になった。
ウォルフ「んぎゅ......ぷはぁっ。ほっぺつぶれちゃうよぉ......えへへ......♡ ラピス、もうひっこしするって。おきておきて」
ラピス『あ、ひゃ、ひゃい......////// い、今行きま.........』
その場が微笑ましい空気に包まれ、さあ、引っ越しにいこう、という時。
ドクンッ
ラピス「......あっ...?」
ラピスが、ガクッと膝をついた。
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