【ミリマスR-18】木下ひなた(経験済)にPが迫られてしまう話【要注意】
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7:あたしと遊ぼうよ 5/14[sage saga]
2021/01/13(水) 00:00:57.89 ID:KW2lxJ3l0
 俺を縫い付ける双眸に曇りが生じた。「人肌が恋しい」と呟いたひなたの顔は、故郷を思い出して寂しがっている時に似ていた。下の瞼がじわりと湿り気を帯びたのが見えた。縋り付くように、指がシャツの裾をつまんでいる。

 まだ義務教育も終わっていない年齢の中学生をスカウトして東京へ呼ぶことを決定した責任は、プロデューサーの自分が負っている。本人も含めた関係者各位の同意の元とはいえ、他の上京組と近づけて住まわせることもできず、愛する家族と離れた暮らしを強いることになってしまった。
 笑顔を絶やさない健気さの一方で、故郷を偲んで涙を流している姿を何度も目にした。後ろめたさが、いつも腹の中にあった。情も移っていた。だからこそ、ひなたに寂しい顔をさせるのは、己の中で最も我慢ならないことの一つになっていた。

 とはいえ、こんな形でその空虚感を埋めるなんて。だが、ここで俺が拒絶してしまったら、ひなたは一体どうしてしまうのだろうか。自分の中で葛藤が始まっていた。

 唇が触れた時に感じたチョコレートの甘さの中には、ウイスキーの香りが残っていた。ひなたの顔が鼻先数センチの所にあって、息がかかる。チョコレートの粒の中に入っている量など大したことは無いと高をくくっていたが、そもそもウイスキーは度数が高い。けろっとした顔をしているが、酩酊したことの無いであろう人間が素面なのか酔っているのかなんて、分かりようがない。

「酔った時の言動や行動は、抑圧された本性である」とよく言われているが、俺はそれが一つの真実だと信じていた。酒は時に、人の心の箍(たが)を外してしまう。もしもひなたが、チョコレートの中に含まれる僅かなウイスキーに囚われてしまったとするならば……。

 ひなたから迫られているという異常事態に加えて、濃いスキンシップを求める内心に隠された溝を垣間見てしまった。冷静な判断力はすっかりドロドロだ。心を揺らがせる迷いに加え、これを招いたのが自分の不注意からだという、けじめとも負い目ともつかない何かが、両手両足に重い枷をはめていた。

 掌に何かふにっとしたものが当たった。とられた手がひなたのささやかな膨らみに添えられていたのに気が付いたのは、視覚がそれを捉えた数秒後だった。こちらから触ろうとしなくても、向こうから押し付けられてくる。
 半分のしかかるようにして、耳たぶを甘噛みされ、首筋や背中を撫で回された。いつだったかも定かでは無かったが、最後に女を抱いた時の記憶が、皮膚を伝う刺激に呼び起こされつつあった。

「大人の体って、がっしりしてるんだねぇ」

 熱い息がかかる。唾液を乗せた舌が、ぺちゃ、と鎖骨をなぞる。くすぐったさが背筋に走った。その衝撃に下半身もぴくりと反応していた。こんなことをしているのはあのひなたなのだ。だが、脳神経の電気的な反応が起こっただけで、体に力を入れて押し退ける指令は途中で詰まってしまった。それどころか、乾ききってひび割れた地面に雨が染み込むように、この刺激に歓喜している自分すらいる。

「ひなた……よせ……」
「そんなに弱弱しく言われたら、余計にやめられないっしょ」

 布地越しに乳首を引っ掻かれた。幼さすら残る顔つきはそのままなのに、ひなたは色香をまとったオンナの表情をしている。妖艶さの溶け込んだ眼差しを受け入れてしまいそうになるのが怖くなって目を閉じれば、皮膚から伝わってくるビリビリした刺激が何倍にも増幅されてしまう。股座のオスが、出番を求めて準備運動を始めている。あろうことか、胸板をいじっていたひなたの手が、腹から脇腹へと下ってくる。


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