【ミリマスR-18】舞浜歩の抱えたトラウマを上書きする話
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11:オーバーライト 10/19[sage saga]
2021/03/14(日) 00:27:57.44 ID:Xw+hWuzl0
「本当に無理だと思ったら、迷わず蹴り飛ばせよ」

 腰に手を回す。手の触れた箇所が硬直する。歩は身じろぎしたが、そのまま体を離すかと思いきや、体重をかけて寄りかかってくる。肩を掴んだ両手は、滑るようにして首に回ってきた。これから女を抱くのだ、と本能がざわつきだす。

 顎の先端をなぞると、歩は目を閉じた。しっとりした唇は引っ込み思案だったが、逃げようとはしていなかった。

「キスは初めてじゃなさそうだな」

 そうだけど、と歩は唇を尖らせた。

「あんなの全部、上書きしたい」
「……歩」
「こ……怖いけど、アタシ……絶対に逃げない。お願いだから、途中でやめたりしないでね」

 唇を重ねようとして、歩の額がこつんとぶつかってきた。しがみついた体は小刻みに震えている。

「……舌、入れるぞ」
「うん……ぁ、んっ、ん……!」

 少し強引かもしれない。そう思いつつ、後頭部を掴んで歩を引き寄せる。ぷるっとした唇を割って、閉じられた歯列をノックすると、恐る恐る向こうから舌が差し出されてきた。警戒心を呼び起こさないよう慎重に舌先をくすぐる。先端でイチャつく程度のディープキスだったが、次第に歩も応じてくれた。

 歩の頬が真っ赤に染まっている。濡れた唇の艶に誘われて、もう一度貪る。さっきよりも大胆に口内へ押し入る。拒絶はされなかった。くぐもった声が唾液に溶け込み、歩の両腕が首から背中に回ってきた。呼吸の合間に、唾液の混ざり合う音がする。息苦しさを覚えて口を話すと、互いの唇に銀色の橋がかかっていた。

「ふ、ぁ……ドキドキする……。っ! ひゃ……!」

 剥き出しのうなじに触れると、電気を流されたように、歩の背筋がピンと緊張した。舌の先端を耳の裏側から喉へ滑らせて、胸の膨らみに手を当てる。厚みのある布地の奥に、ふにふにとした感触がある。歩は俺の背中に乗せた拳を、そわそわと握ったり開いたりしていた。

 パーカーのファスナーが下りていくのを、歩は緊張した面持ちで眺めている。こもっていた体温がふんわりと立ち上る。薄手のTシャツには、下着の輪郭も浮き出ていた。両の乳房を掌で持ち上げようとすると、シャツの裾から臍がちらりと姿を見せた。裸体のシルエットを想像すると、じりじりとした焦燥感が体の末端から込み上げる。穢れた性体験の上書きというエクスキューズを抜きにして、歩が欲しくなってきた。

「お、男の人って、やっぱり……おっぱい、好きなの?」
「好きに決まってるだろ。歩みたいに大きかったら尚更だよ。こんな風に触られるのは嫌か?」
「嫌じゃないけど、なんか、ヘンな感じ……」

 曲面上に、僅かな出っ張りがある。爪でなぞる。歩の肩がぴくりと跳ねた。かりっかりっと引っ掻くように弄んでいると、出っ張りが次第に形を取り始める。

「ひ……んっ……そ……そこ……ぉ……!」

 膨らみ始めた乳首は衣服の内側で硬くなってきていた。どんな色をしているのだろう。その好奇心に突き動かされるまま、Tシャツをまくる。シャツの薄い生地越しに感じてはいたが、

「え……えと……一応、オトナっぽいのも持ってるんだけど、その……」

 タンクトップを切り詰めたような黒いスポーツタイプのブラを、はちきれそうなバストが内側から押し上げている。飾り気のない下着は生々しく、簡素なデザインが却って興奮を煽った。



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