【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【3頁目】
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935: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/05/31(月) 23:19:58.51 ID:+4S7IN/Jo

諏訪の結界の外にまで来て、陽乃は深く息を吐く。

九尾なら、九尾と声をかければ出てきてくれる。

だが、伊邪那美命はそうとは思えない。

以前出てきたのは、陽乃の要求でなく、彼女の独断だ。

陽乃「……さて」

九尾の時とは違って、一応は本格的な神降ろしになる

失敗は……最悪酷いことになるが、

運よく何もなければ、九尾に変わりを願うしかない

陽乃は諏訪大社から拝借した扇を取り出す。

もっといろいろと拝借したかったが、見当たらなかった。

陽乃「ふぅ」

右手に扇を持ち、ゆっくり開きながら左肩から手先の方へと動かして、

翻しながら、右側へと動かす。

音も何もない、略式の神楽

それがどこまで許されるか。

陽乃「掛けまくも畏き 伊邪那美大神……」

祝詞を唱えながら、一手一手、納めていく

神降ろし――それに応えるように、体からどんどんと力が抜けていくのを陽乃は感じた


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