【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【3頁目】
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936: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/05/31(月) 23:44:31.54 ID:+4S7IN/Jo
陽乃「っ……は……」
九尾を呼ぶのとは比べ物にならない、息苦しさ
諏訪の神々の恩恵があってなお、重くのしかかって、眩暈がする。
陽乃「っ……」
向こうが勝手に姿を現したとはいえ、
一度は呼び出したことのある神
前回よりは負担も軽いはずなのに、
それがまるで感じられない辛さに陽乃は噴き出す汗を振り払いたい気持ちを抑えて、舞いを続ける
途中で止めていいものではない。
私事を優先していいことではない。
巫女神楽の奉納も終わりが近づいたころに、ようやく、それは姿を現す。
まるで、陽乃が苦しんでいるのを傍で眺めていたかのように、
柔らかに、自然に、そこに初めから存在していたかのように
陽乃「っ……」
乱れる息を整えて、陽乃は現れた女性に頭を下げる
陽乃「諸諸の禍事、罪、穢を祓い給え清め給えと白す事を……聞こし食せと恐み恐みも白す」
女性は何も言わない。
ただただ、陽乃を見つめて……陽乃の頬に触れる。
顔をあげさせ、目を合わさせ――溶け込む
陽乃「っあ……ぅ゛っ」
抜け出ていた力が、けた違いに膨れ上がって押し返された感覚
瞬く間に体の熱が上がって、のどが焼けるように痛んで、どこかが切れたのか吐血する
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