【ミリマスR-18】ギターを弾きに自宅に入り浸るジュリアと関係するようになる話
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6:名前の無いラブソング 5/16[sage saga]
2021/04/29(木) 23:49:32.80 ID:lIHN2UCG0
 ジュリアは当たり前のようにシャワーや風呂も使うようになっていたが、覗かれたりする可能性は考えないのだろうか。そうしないだけの信用があるのか、それとも男として認識されていないのか。後者だとしたら、引っかかるものがある。俺にも男としてのプライドはあるのだ。自分がどれだけ無防備に己を晒しているのかを分からせて、もっと警戒心を抱くよう諭さねばならない。

 水音が止み、ドライヤーが静かになると、ジュリアは浴室から出てきた。まだ水気の乾ききっていない髪からは、濃いシャンプーの匂いがする。また俺のを使ったらしいが、嗅ぎなれたはずの匂いが異性から香ると、こうも印象が変わるものか。

「ふ〜、さっぱりしたぜ」

 首筋にフェイスタオルを引っ掛けたジュリアが、クッションの上に腰を下ろした。麦藁帽子でも被せたら、まるで畑仕事のオジサンだ。しかしショートパンツからは、真っ白な瑞々しい脚がすらっと伸びている。部屋着のTシャツは首回りが緩めになっていて、鎖骨が見えている。前屈みになったら胸元が見えてしまいそうだ。直視するのに抵抗を覚える俺がいる一方、当の本人はのほほんとストローを咥えて、リプトンのアップルティーをパックから直飲みしている。ごく、と嚥下する音が、心をざわつかせた。

「おい、ジュリア」
「ん?」
「いくらなんでも無防備だぞ」
「……いいだろ。あんたしかここにはいないんだし」
「あのな……分かってるのか?」

 あぐらをかいて坐るジュリアの肩を強く押した。そのままカーペットの上に転がり、華奢な体が仰向けになった。肩にひっかけていたタオルが、ぱさっと落ちて広がる。陰になった顔の中で、瞳の青さがやけに目立つ。

「……」

 ジュリアは悲鳴をあげなかった。

 重たいエンジン音を立てて、バイクが自宅の近くを通り過ぎていく。


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