自分から誘えない秋月律子が「性行為同意書」に中出し願望を開示してしまう話
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7:不埒なアグリーメント 6/20[sage saga]
2021/05/29(土) 23:56:49.15 ID:KwMs2ogN0
 終わった、ではなく、終わらせた。彼は短くそう言い切った。

「場所は? どこかに行くか、俺の家に来るか」

 プロデューサーの家、という小声のリクエストは、すぐさま承認してもらえた。

「第一条の(1)なんだが、『愛情を持って朝まで一緒に過ごす』……ということは、泊まりってことか。えっと、次の(2)の項目なんだが『何も着けない』って」
「読んで字の如く……です。お薬飲んでるんで、一度ぐらいは……って」

 プロデューサーとの交際が始まったのがいい契機になった。初めの頃は若干の不調もあった。ただ、月のものの苦しさも軽減されたし、もっと早く服用していれば、と思うぐらいだった。

「だが、万が一ということも」

 ここ見て下さい、と言い出せず、(3)を指さした。抱えた欲求を我慢せず、お互いに受け入れる。性行為中の射精は全て膣内に行うものと定める。

「い、いいのか」
「……はい」

 お互いにハッキリと口には出さなかったけれど、つまり、ナマでして、中出しを求めちゃったわけで、その申し出をしたのも私の方なわけで。了承を求めてきたってことは、プロデューサーも我慢してるけど、男の人としてそういう欲求は持ってる……ってことよね。彼の視線が、私の顔と書面とを往復した。あの人も想像してる。繋がったままナカに出されちゃうって、どんな感覚なんだろう。挿入された記憶が下腹部を掠めて、ガタンと椅子が揺れた。

「(4)『時に優しく、時に強引に。お互い満足するまで、愛し合うのをやめない』『顔が見える体位を必ず交えるものとする』……」
「……こ、声に出して言わないでくださいよ……!」

 昨晩、夢中でキーボードを叩いていた私は、相当に陶酔していたらしい。全身をかきむしりたくなってきた。

「他に、協議しておくべきことはあるか?」

 私は首を振った。意識の底にあった性的欲求をこそぎとってべったり張り付けた、A4の紙。それ直視される恥辱に、いっぱいいっぱいだった。


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