自分から誘えない秋月律子が「性行為同意書」に中出し願望を開示してしまう話
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9:不埒なアグリーメント 8/20[sage saga]
2021/05/29(土) 23:58:29.66 ID:KwMs2ogN0
 長い沈黙が終わり、周辺を警戒しながらエレベーターで彼の住むフロアまで上がる。玄関のドアに差し込まれた鍵が「カチッ」とロックを外した瞬間、いよいよだ、と緊張が走った。緊張? いや、期待かもしれない。

 先に玄関へ通され、背後でドアが閉まると、太い腕が胴体に巻き付いてきた。力強く抱き締められて、心臓が跳ねた。

 もしかしたらって思っていたけれど、鞄を放り投げて早々に始めちゃうのかな。始めちゃうのよね。だって、顎を掴んで唇を奪われたと思ったら、もう舌が入ってきたんだもの。

 待ちかねた瞬間が始まる歓喜を唾液に乗せて彼に送る。粘膜同士の濃密なコミュニケーションが、脳の皺をトロかしていく。

 ディープキスに夢中になっている間に、胸も鷲掴みにされた。自分で触っても何も感じないのに、触られているとジンジンした疼きが全身に広がっていく。既に高まっていた気分は臨界点を振り切っている。揉まれる胸から興奮が染み出し、乳液のようなとろりとした快感に変換されて、私という器に注がれていく。

 触ってくれ、と小さく囁かれて、右手が導かれた。中身の入った缶コーヒーみたいなものが掌に当たっている。いつからこうなっていたんだろう。スーツのズボン越しに撫でると膨張した。手探りでジッパーを摘まんで下ろそうとしたけれど、引っかかってしまってスムーズにいかない。その間にも敏感なうなじにキスの雨が降ってきてゾクゾクしてしまい、手に力が入らない。モタつく私を急かすように、社会の窓が内側から叩かれていた。

 ようやく窓の鍵が開く頃には、シャツのボタンは全て外されていて、ブラのカップもずらされていた。とりわけ感じやすい先端が指でコリコリされて、はしたない声が抑えられない。「気持ちいい」私は観念して口にしてしまった。きゅうっ……。指紋のザラつきを感じる。硬くなった乳頭が扱かれて、一往復する度に下腹部に響く。

(欲しい……)

 先端が濡れてヌルヌルになった男性器を擦る手が、ペースを上げた。びくびく震えて手の中で暴れては、ますます硬くなっていく。こんなに大きいのが、私のお腹に入っちゃうんだ。プロデューサーの吐息が背後から首筋にかかって、興奮を煽る。

 もう私、びしょびしょになってます。
 前戯はもういいから、早く挿入て欲しい……!

 半開きのドアの奥にソファーが見える。更に奥には寝室がある。連れて行ってもらうのすら待てない。そのじれったさは彼も同じみたいだ。まだパンプスを脱いでもいないのに、私のベルトはするりと抜かれてしまった。足元に落ちたスカートを拾うついでに靴を脱ぐ。そこに膝をついて、と促す声の直後、カチャカチャと金具が鳴った。

 玄関で、セックスしちゃうんだ。

 ベッドまで待てないなんて、私達、ケダモノみたい。



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