【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【4頁目】
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168: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/06/14(月) 23:22:09.79 ID:8qpvOPsEo
くつくつと九尾が笑う。
陽乃一人なはずの部屋に響く声
はたから見れば不気味だが
よく見ると陽乃から延びる影が、少女のそれではなくなっている。
『本当に戻るのかや?』
陽乃「そのつもりよ。なに? 都合が悪い?」
『妾は構わぬが、よいのか?』
陽乃「良いのよ。いずれはそうすべきだもの」
いつまでもここにはいられない。
陽乃の力で結界の維持は可能だが、
この隔離された土地では限界があるだろう。
向こうだって、広いとはいいがたいけれど、まだ余裕がある。
『……ならよいが』
陽乃「何か気になるの?」
『ゆくならば、一人が良いと思うが』
陽乃「それはできないわ。それをやるわけにはいかないの」
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