【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【4頁目】
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928: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/08/29(日) 16:05:00.95 ID:n1rniW2Yo

陽乃「分かったわ。ありがたく……貰っておく」

ご利益があるかどうかは別として、

あっても害があるものではないし、くれるというのなら貰っておくのも悪くない。

「あぁ、その……よろしく」

陽乃「逃げるのは貴方達よ。絶対に守るわけでも、守れるわけでもないことを忘れないで」

「分かってる」

少年は、力強く頷く

バーテックスがどんなものなのか分かっている世代

だからこそ

その恐ろしさと、それから逃げる難しさと、立ち向かう勇気がどれほどのものなのか

良く知っているはずだ。

「でも、守ってくれるのは君達だろ? だから、無事でいて欲しい」

陽乃「当たり前でしょ。私は死ぬ気はないわ」

陽乃はそう言って、少年を見つめる。

彼は陽乃の目が向けられるや否や、顔を背けてしまった。

陽乃「なによ。目くらい見たらどうなの」

「そ……そろそろ、戻らないといけないから!」

彼はそう言って、走っていく。


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