【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい9
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783: ◆gEU9La026k[saga]
2021/09/20(月) 22:50:49.47 ID:5djU/GNZ0


カタリナの口を再度犯そうとしていた兵士は、間近でその顔を見てしまい思考も動きも何もかもが止まってしまった。
代わりにカタリナの片腕を抑えていた者が、おそるおそる真偽のほどを確認しにかかる。


「カタリナ様、何を仰っているのですか……?」

「し、知らないのですか? 誓いのキスをすると、赤ちゃんを授かるのですよ……?」

「その、私が誓いを立てたのはあの人だけだから……大丈夫、だとは思うけど……もし……」


さらに顔を赤らめ、口籠りながらも何か言葉を続けていくカタリナ。
だがその言葉は、兵士の誰の耳にも届いていなかった。

信じられるだろうか。
自国と敬愛していた女王の口から飛び出た言葉とは思えない、思いたくない。
彼女の実年齢はわからない。国防を担う銀の将軍も年齢の割に外見も中身も幼いという前例もあるにはあるが……
カタリナは、森国の女王だ。年頃の娘も生んでいる。やることは十数年前からやっているのだ。
そんな彼女が、今どき絶滅したと言ってもいいであろう程の純粋無垢が過ぎた言葉を口にしたのだ。
余程の箱入り娘すら、こんなことにはならないだろう。


「……カタリナ、さま……」


兵士の一人は、震える声で女王の名を口にした。
しかしそれは、あまりにも無知過ぎる彼女を侮蔑するものではなくて。



「それは、間違っています」

「え……?」

「俺が……俺達が、教えてあげますよ……」



――興奮。紛れも無く、それだった。
見れば他の兵士達も同様に、股間部を膨らませている。
そして僅かにあった筈の罪悪感すら吹き飛ばし、口の端に浮かぶのは黒い笑み。

彼らは、カタリナの認識を改めていた。

彼女は優しく強く頼れる王ではあるが――実のところは、無垢で無知な少女に過ぎないのだと。
顔つきは少し大人びてはいるが、この無知さに成熟しきっていないとも言える身体を少女と言わずなんというのか。

今、自分達が組み伏せているのは女王でも、熟れた人妻でもない。



――たった一人の、無力な少女に過ぎない。


――子を持ちながら何も知らない、奇跡の産物のようなこの真っ白な身体を、自分達の色に染め上げることができる。


――兵士達の黒い欲望が一気に猛り爆ぜる。


――これは、媚薬のせいだからと言い訳までつけて。




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