【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい9
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787: ◆gEU9La026k[saga]
2021/09/20(月) 22:54:12.13 ID:5djU/GNZ0

「何を言っているんですかカタリナ様……?」

「ここからが本番じゃないですか……」

「俺達が、ちゃんと本当のことを教えてあげますから……」

「俺達の子供、孕んでください……」

「そうすれば俺達、ずっと一緒にいられますもんね……」


兵士達の口から出た言葉に、カタリナは青ざめる。
もう、彼らはやめてはくれないのだと感じさせるような……
どこか諦めの混じった、虚ろな声。
それでいて瞳は濁りつつも血走っているという、異様な状態。


「いや……」


これから、何をされるのか。
あの日の記憶が、蘇る。



赤ちゃんが欲しいと願ったのは、自分だった。
深く熱く、誓いのキスを交わして……身体の奥底が熱くなり、あれで赤ちゃんは授かれた筈だった。
けれど、愛するあの人はそこから手荒くなっていって……
胸を揉まれ、吸われ、噛まれ……感じた事の無い感覚と痛みに、やめてと頼んだ。
それでも彼は、止まらなかった。そして……
身を貫く激痛と、滴り堕ちた自分の血。抜いてと頼んでもしばらくは体内を掻き回され続けた。
痛くて痛くて、豹変してしまったあの人が怖くて……

それでも彼は、我に返った後は何度も何度も謝ってくれた。

そして特別な薬を作って、辛い記憶を消し去ろうとしてくれた。

あの夜以来、一度も乱暴をされたことはない。

あの人も、深く後悔していた。痛みに耐性が無さすぎた自分もいけなかったというのに、自分ばかりを責めて。

だからこの戦いが終わったら。あの日の続きを……そう願っていた。

それなのに……



「いや……いやぁ……」


後ずさり逃げようとするカタリナ。
だが変わらず五人の男達に群がられていては、逃げようがない。


「大丈夫。ソウキ様のことなんて、すぐに忘れさせてやりますよ……!」


――大丈夫なものですか。あなた達はあの人と違って、最後に謝ってはくれないのでしょう……!?

――忘れるわけが、ないでしょう……!?


数瞬だけ、カタリナの瞳に強い光が宿る。
しかしそれに射抜かれても、兵士達はもう止まらない。




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