【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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187: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/09/16(木) 23:20:45.34 ID:R7lR9/Tbo

九尾「何かあるのかや?」

陽乃「ううん。何にもないわ」

この場所にも、

陽乃の記憶にも。

小学校は途中までで、中学校はもう、中学と呼べるような状態ではなくて。

陽乃の学生時代は、嫌な思い出ばかりだ。

それもまだ、終わってはいないけれど

陽乃「ちょっと、感傷に浸りそうになっただけよ」

陽乃は嘲笑気味に言って、辺りを見回す。

倒れた下駄箱、朽ちた壁、黒板

そして、

きっと、一瞬は立てこもることも考えたのだろう。

バリケードになりかけの机や椅子がある。

陽乃「戻りましょ」

九尾「主様」

陽乃「なに?」

九尾「早死にするぞ」

陽乃「でも、少なくとも今日は死なないわ」


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